しっとりとした肌にするには

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肌をつくる成分の「たんぱく質」

みずみずしく若々しい肌をつくるには、新しい皮膚細胞を次から次へとつくりだすことが必須です。皮膚は、14日かけてでき上がり、また14 日で脱落します。食生活のうえでまず大切なのは、タンパク質を十分にとること。肌や髪はタンパク質でできていますから、原料が不足していては美しさは望めません。

パントテン酸を一緒に摂取

ビタミンB 群の1つであるパントテン酸はタンパク質や脂質、糖質の代謝を高め、新しい皮膚細胞をどんどんつくりだし、肌を若々しく保つのに役立ちます。ナッツ類、魚、卵、ブロッコリー、大豆などに多く含まれています。

ビタミンEが血流を改善

うるおいがあってしっとりとした肌をつくるには、血液の流れをよくすることが大切です。血液が体の隅々まで運ばれれば、皮膚にも十分栄養がいきわたります。末梢の細い血管にまで十分に血液が行き渡るにしなければなりません。それに、乾燥など外からの刺激にも強い、抵抗力のある皮膚がつくられます。血液の流れをよくする栄養素といえば、ビタミンE です。うなぎ、青身魚、玄米など、積極的に上手にとりましょう。
体内にとり込まれた酸素の一部は、フリーラジカルという酸化剤になります。すると、過酸化脂質という酸化物質が血中に増え、肌の老化が促進されます。これを防ぐには、ビタミンE やβ-カロチン、ビタミンC など抗酸化作用のある栄養素を積極的にとることが必要です。
肌がカサカサして困っている人は、ビタミンE 食品からとるほか、薬局などで売っているビタミンE カプセルを使ってのオイルマッサージも効果的です。お風呂できれいに汚れをおとしたあと、ビタミンE のカプセルを切って、顔から首すじにかけてすりこみます。洗い流してさっぱりすると、カサつきがとれて、しっとりしてきます。

揚げ物はNG

いくらビタミンE の多い食品をとっても、酸化された油脂を多く含む食品をたくさん食べていては何にもなりません。代表的なのが、ポテトチップ、ドーナツなどの揚げ菓子、揚げてから時間のたったフライなど。賞味期間を確かめて、保存状態のよいものを選びましょう。

ビタミンAも

ビタミンA は皮膚の粘膜の形成と深いかかわりがあり、不足すると、皮膚が乾止(燥してカサカサしてきます。ビタミンA の多い食品は、レバー、うなぎ、チーズなどの動物性食品と緑黄色生野菜です。緑黄色野菜はビタミンC も多いので、たくさんとりましょう

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