血糖値を下げる桑の葉ふりかけは鹿児島の主婦が考案した

1日に6グラム摂る

血糖値の上昇を抑える働きのあるシマグワは、奄美諸島ではとてもよく知られた植物です。昭和30年ころまでは、よくシマグワの葉をお茶にして飲んだり、おひたしにして食べたり、新芽を天ぶらにしたりする食習慣がありました。

そうした中、鹿児島県の主婦によって考案されたのが、「桑の葉ふりかけ」です。

桑の葉ふりかけは、収穫したシマグワの葉を洗い、パリパリになるまで1週間ほど自然乾燥させてから、ミキサーで細かく刻んで粉末にした、シマグワ100% の手作りふりかけ です。血糖値を下げる効果が優れているうえ、料理への応用範囲が広くて便利だとして、絶大な人気を集めています。

桑の葉ふりかけの効果が発揮されるには、朝・昼・晩の食事のたびに約2グラムずつ、1日合計6グラムフ前後の量をとるのが目安となります。

そのさい、桑の葉ふりかけをご飯やメン類、パンなどの糖質の多い食べ物と一緒にとるか、もしくは食前にとつておくと、糖質の吸収を抑える有効成分のDNJが働き、食後の血糖値の上昇を抑えることができるでしょう。

味にクセがなく食べやすい

桑の葉ふりかけが、どんな料理にもよく合うのは、青臭さやクセがないためです。そのため、ご飯だけでなく、メン類、パンなどの主食にもかけたり、いろいろな料理やお菓子を食べる前にサッとふりかけたり、または、それらを作るときに材料にまぜたりするなど、手軽に使うことができます。

そして、何にかけても何にまぜても、主食の味を損なうことなくおいしく食べられると評判なのです。

鹿児島では、桑の葉を練り込んださつま揚げやパン、ケーキなども多数市販されています。また、DNJは水に溶けやすい成分なので、桑の葉ふりかけを湯に溶かして桑の葉茶にしたり、水に溶かして桑の葉青汁にしたりすることもおすすめです。そのほか、牛乳やヨーグルトにふりかけても美味です。

マグワの葉は、鹿児島県外では入手が困難なので、県外の人は品種にこだわらず、良質な桑の葉を利用してください。もし、手作りがめんどうな場合は、シマグワの葉を粉末にした市販品が主に鹿児島県内のデパートやスーパーで市販されているほか、通信販売でも入手することができます。

桑の葉ふりかけの作り方
  1. なるべく大きな桑の葉をつんで水洗いし汚れを落とし、水けを切る。
  2. 風通しのいい場所に新聞紙を広げて1週間ほど陰干しをする。
  3. 葉がパリパリと壊れるまで乾燥したらミキサーで葉を細かく刻む。
  4. 粉末になった葉を、乾燥剤を入れた密閉容器に移し冷暗所で保存。