低分子レシチンは大豆に多く含まれ、不眠を伴う鬱を薬不要で改善する

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分子量が小さく脳までよく届く

不眠が原因の重症鬱、高齢者の鬱は低分子レシチンが有効でも紹介したとおり、不眠を伴う鬱の克服には、レシチンという栄養が役に立ちます。 ふだんの食事で、レシチンの多い大豆食品・卵などを積極的にとることも大切ですが、実は1つだけ問題もあります。

脳には、危険な異物の侵入を未然に防ぐため、血液脳関門と呼ばれる開所のようなものがあります。 ふだんの食事からとったレシチンは分子量が大きく、この血液脳関門を通りにくいのです。そこで、この問題を解決するために考案されたのが、「低分子レシチン」です。

低分子レシチンは、その名のとおりレシチンの分子量を従来の半分にしており(低分子化という)、通常のレシチンよりも血液脳関門を通り抜けやすいため、脳に素早く、効率よく届くのです。 低分子レシチンについては、国内外でさまざまな研究が行われてきて、脳を活性化させるという報告もいくつかあります。

例えば、低分子レシチンをとると、集中力や記憶力が向上する脳内ホルモン( セロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなど) の就献が増えたことを報告しています。

低分子レシチンは、栄養補助食品として、通販などで市販されています。天然の大豆レシチンを原料としており、薬と違って謝作用の心配もありません。 低分子レシチンを鬱や不安神経症(突然不安になったり、常に不安にさいなまれたりする病気) の治療に活用して、確かな手ごたえを感じています。 若い人から高齢者まで、低分子レシチンをとったら不安感が消えてよく眠れるようになったり、仕事に復帰できたり、長く飲んでいた鬱の薬を手放せたりする人がおおぜいいるのです。

不眠解消にはバナナや魚

低分子レシチンを中心として、うつの方に不足している栄養を補ってもらうことが最大の柱です。加えて、動物性脂肪や甘いものを控えることや、できるだけ早寝早起きを心がけることも指導しています。 例えば、うつの人が眠れない場合、低分子レシチンのほかに、眠りを促すとされるアミノ酸(たんばく貿の構成成分) の一種、トリプトファンや、脳神経の働きをよくするDHA (ドコサヘキサエン酸。脂質の一種)、ビタミンB群などをとると、熟睡しやすくなります。

トリプトファンは牛乳やバナナ、DHAは青魚、ビタミンB群は魚や肉・大豆に多く含まれます。不眠のときにナイトミルクが推奨されていますが、牛乳にはトリプトファンが多く含まれます。

不眠やうつが気になる人は、バランスの取れた食事や規則止しい生活を心がけながら、低分子レシチン「アルファベスト」を試すといいでしょう。