妊娠、出産が快適になる、妊娠中のコツ

妊娠・出産によって女性がきれいになるというのは、からだのそうじをきちんと行なってきた結果が妊娠であり、さらに出産という大きなそうじを成し遂げたからこそなのです。トラブルのない妊娠・出産のためには、毎月の生理が滞りなく進むように生活を整えることが大事になります。

生理を通して見れば、暴飲暴食や疲労によって、いかに自分のからだに負担をかけ、そうじをしにくくしているかがわかります。もちろん、これまで書いてきたように便や尿、汗などの日常の排泄行為がスムーズに行なわれるように、巡りのいいからだをつくることも大切です。まずは、日常的なからだのそうじをしっかりと行なって、からだが快適に妊娠・出産できるよう整えておくこと大切です。

さらに、スムーズな出産のために、ぜひ「足バイバイ運動」を実践してください。

足バイバイ運

  1. 仰向けになり、足は骨盤の幅に開く。
  2. 自然に足を伸ばし、からだの力を抜き、かかとを支点にして足先を振る。ちょうど、足が車のワイパーになっているようなイメージ。
  3. 足バイバイを10国ほどやったあと、静かに足を止める。

「こんな単純なこと! 」とあなどるなかれ! この「足バイバイ運動」によって足首は引き締まり、股関節が正常化して、骨盤に、赤ちゃんをポコツと産み落とせる開閉力がつくんです。

骨盤の活性化に欠かせないもの

何人も子どもを産んだことがある人は別として、はじめての出産を控えた人や妊娠経験のない人は、たいてい「出産= 怖い、痛い」と思っている人が大半です。しかし、女性は多少怖いものは嫌いじゃなくて、特に、ある程度安全が保証された中であれば、むしろ「危険を冒したい」とさえ思っている脳を持っています。

なぜ女の人には怖いものがないかというと、元来、女性性自体がフロンティアをめざすものだから。女性は、自分にとって未知のものや知らない人、知らない環境、そういったところへ向かおうとする欲求がとても強い生き物なんです。外国人を好きな女性が多いのも、同じ理由かもしれません。つまり、「未知のもの=怖いこと」だから、怖いことも基本的に嫌いじゃないと思います。そんな女性が本気で怖がるもののひとつが出産だよね。ほかに女性が怖がるものといえば、たぶん、はじめて生理がきたときかもしれません。

それから、はじめての彼氏とかね。でもだいたい全部、すぐにケロッと忘れちゃうんだけど。こういった女の人がちゃんと恐怖を感じて盛り上がれるチャンスは、数は少ないけど、実はからだにとって必要なことなんです。というのは、本来生き物としての女性は怖いことは嫌いじゃないから、心臓がちゃんとドキドキする機会が少ない。でも、本当に心臓がドキドキするような恐怖心をしっかり感じられれば、からだ全体が緊張感を取旦戻し、骨盤が活性化されて、ビシッと動くようになる。「出産が怖いから」といって、「最初から最後まで、まったく痛くないようにしますよ」なんていう安全保証つきの出産をすると、からだは逆に「つまらない」と感じるし、「怖い」と本気で思えなければ、骨盤の動きも悪くなる。

結果的に出産後、からだの調子が悪くなってしまうことも多い。人類の発展は、本能的に内在する恐怖心を克服するための行動によって、成し遂げられてきたもの。だから、不安や恐怖こそが、生命を守るセキュリティシステムなんです。