「からだ主導の生き方」で人生が変わる

女の人というのは、生理・出産などのからだのリセットシステムをもっていて、そこで上手にそうじが行なわれることで健康を維持し、そこから美しさや強さを手に入れられることがわかってもらえたと思います。とはいえ、からだを動かしたほうがいいことはわかっているけど、まったくそんな気になれない。できない自分を責めて落ち込んでいく、つていうときだってあります。

じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?。女性のからだの要求をつき動かしているのは、おへその裏にある「太陽神経叢」という、神経の集まりだといわれています。ここからの要求は頭や言葉で考えることとはまったく違うところからきていて、どんなにがんばつても、太陽神経叢の要求を頭で理解することはできないんです。

女性は便秘や生理痛、冷え性、太りすぎ・やせすぎ、偏頭痛に肩こり、肌荒れ、不眠といったさまざまなからだのトラブルから、勉強や仕事の悩み、恋の悩み、人生の悩みまで、みんないろいろと疲れのもととなるものを抱えています。だけど、先に書いたとおり、女の人は基本的に「墳末なことに悩んだりわずらわされたりする必要はない存在」です。

つまり、自分のからだが要求するところにしたがって、素直に日々を送っていれば、豊かで満足のいく人生が送れるんです。自分自身のことでも日々の暮らしにおいても、からだの声を聞きながら、自分の身のまわりを余裕をもって見つめることができれば、自然と結果はついてきます。

産んだ人も産まない人も...

女性は本来ドタバタ慌てたり焦ったりすることのない、どっしりとした境地に到達できるものです。

たとえば、出産前はとにかく不安で、やみくもにいろいろな情報を集めるくらい心配していても、実際に出産を迎えると、それまで自分のからだと付き合ってきた経験から得られた自分だけの感覚というものがつかめてくる。「きっとこんな痛みだろう」とか「こんなふうに過ごしてきたから、きっと大丈夫だろう」とか、ほかの人から見ればなんの根拠もないように思える予感や自信のようなものを、ほかでもない「自分のからだが証明してくれます。それで、出産前のオロオロした感じがなくなって落ち着いて、考えすぎてただれたようになっていた脳が鎮まり、より骨盤優先の、からだ主導の生き方になっていくんです。

「母は強し」といわれるけど、そこからだいたい女性は無敵になっていき、よりすっきりとしたからだになり、生活や人生そのものにも余裕が出てくる。他人がいうことや一般的な情報に踊らされることがなくなって、安定感が出てきます。