生姜湯を飲んで不眠症を克服

今から振り返ると、閉経期の50歳ごろから体の冷えが始まりました。最近では、外のそよ風にあたっただけでも風邪をひいてしまったり体がなかなか温まりません。夏でも靴下を2枚はいて生活しています。どんなに暑くてもクーラーを使うなどもってのほかです。スーパーなどに行くときは厚手のカーディガンを持って行かないと買い物もできません。

熱いお茶しか飲めないほどでした。毎夜10時ごろ就寝をしても、夜中1時ごろ、上半身にジトーツと寝汗をかき、体の全体が冷えて、そのたびに眠れなくなりました。朝起床時は、手足が冷えて硬直、腰も冷えて痛いので、すぐに起き上がれませんでした。お腹はいつも張った感じでまた、体のあちこちに不快な痛みがあり、いろいろ対策しても取れません。以上のようなことを、人にすすめられてさまざまな漢方薬などを試してみたが、目に見える効果が現れませんでした。漢方薬の試したものは生姜を含んだ漢方薬なのでうんと体を温める作用があるはずなのですが。

漢方薬の性質として、含有成分の多い薬ほど副作用は少ないが、効き方がシャープではない、という傾向があるとうのです。

そこで、生姜湯だけを毎朝と就寝前の1日2回飲むようにしました。飲み始めてから1週間経過したところでお腹の張り、痛みが軽くなり始めました。2週間を過ぎるころには、寝汗をかかなくなりまいた。さらに続けたあとは睡眠が深く、朝、目が覚めてからもスムーズに起きられるようになりました。その後も生姜湯を飲み続けると、次第にさまざまな細かい症状が治りました。

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