体温をあげたら心臓の不安が消失

私は、45歳をすぎるころから、明け方4時前後、よく動悸と胸痛が起こるようになりましたた。病院では「異型狭心症」と診断されました。毎日服薬はしていましたが、なかなか改善するには至りませんでした。

特に、前日宴会などで飲酒が多いと、発作が激しいという傾向がありました。主治医から、酒を控えること、少し体重を減らして心臓の負担を軽くするよう指示されていましたが、もともと食べることが好きで、思うようにやせることができませんでした。

あるとき、妻から「生姜紅茶」を飲むとやせる」という話を聞きました。ひとまず、起床時に1杯、昼は会社で秘書に頼んで1杯と飲用するようにしました。来客時のお茶のときも、自分の紅茶には必ず生姜を入れるなどして、それを徐々に増やし、帰宅後にも1杯と、1日必ず4~5杯飲むようになった。それからは、体がポカポカと温まり始め、まず排尿がよくなりました。そして、少々酒を飲みすぎても二日酔いをしなくなりました。

1ヶ月聞くらい続けて、大きな変化がありました。もう2週間、明け方の狭心症発作がなくなっていたのです。しかも、なんと体重も1ヶ月間で3kgも減量できました。そのあとも体重は少しずつ減り続けた。6ヶ月間で5kg減少し70kgとなり、快調な日々が送れるようになりました。

「異型狭心症」とは、動脈硬化が特になくても、心臓に栄養を送っている冠動脈が痙攣を起こして狭く細くなり、狭心症の症状を示す病気です。

現代医学的にいうと、生姜のジンゲロール、ジンゲロンなどの成分が血管を拡張、紅茶の中のカフェインが強心利尿作用を発揮して、心臓のはたらきを強化したことが発作を止めるのにつながったと考えられるようです。漢方医学的には、「異型狭心症」の発作やぜん息の発作をはじめ、人の突然死も午前3時から午前5時という「気温や体温が一番低い時間帯」に多く起こりやすいのです。

生姜紅茶によって体温が上昇、心筋への血流がよくなり、心臓のはたらきが回復したものと考えられる。心臓が強くなると、腎血流量も増える。そのため、体内の余分な水分が排せつされ、体重も減ったとのことです。