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目の保護膜の役割を担っている

網膜(眼球の奥でスクリーンの役割をする膜)の中心部にある黄斑部に、異常な新生血管ができて、そこからの出血で変性を起こしたのが、黄斑変性症です。

アメリカでは昔から黄斑変性症が多く、これまで発症率が低かった日本でも、近年、患者数が急増しています。IPS細胞での治療には多くの患者が期待しています。現在の患者数は70万人ほどですが、潜在的な患者数は、およそ300万人以上に上ると推定されます。

50代から始まって、60歳前後の人に最も多く、スポーツ愛好者や漁師など、紫外線に当たる時問が長い人たちに、発症するのが特徴でもあります。

初期にはものがゆがんで見えひぶんしようたり、飛蚊症(目の前を蚊や小さな黒点が飛んでいるように見える眼病) が現れたりします。進行するとだんだんと中心部から視野が欠損し、視力低下が起こり、放置すると最悪の場合、失明に至ります。

一般的な治療法は、レーザー治療や温熱光療法、黄斑部の外科手術、血液循環をよくする薬の投与などです。この黄斑変性症の予防や改善に有効だとして、最近、話題を集めているのが、カロチノイドの一種であるルティンです。

カロチノイドとは、動植物にだいだい広く含まれる赤、黄、橙などの色素で、600種類以上もあります。体内でビタミンA に変化するベータカロチンもカロチノイドの一種ですが、総じてカロチノイドは、老化の元凶物質といわれる活性酸素を除去する作用に優れています。

ルティンは、私たちの目、特に網膜に多く蓄えられていて、活性酸素を発生させる紫外線などの波長を吸収して目を守るフィルターの役目と、強力な抗酸化作用で網膜の酸化をおさえる働きをしているのです。

しかし、ルティンの蓄積量は、加齢により減少してきます。すると、保護膜を失った網膜は、紫外線や活性酸素に直撃されて傷つき、黄斑変性症を発症してしまうのです。だから、減少したルティンを補給してやれば、黄斑変性症の予防や改善につながるわけです。

緑内障の進行抑制にもルティンが効く

ルティンのサプリメント(栄養補助食品)を、多くの黄斑変性症の患者さんの視力回復や、目の障害の改善に役立てています。黄斑変性症の患者さん、80人に3ヶ月間、ルティンのサプリメントを摂取してもらったところ、実に79人に、飛蚊症が消えたり、視力が向上したりする、改善結果が出ています。なかには、新生血管が消失し黄斑変性症の病変が消えた例や、0.05の視力が0.9まで改善した例もありました。

また、最近では、ルティンが黄斑変性症だけでなく、白内障(水晶体が白濁する病気)や緑内障(眼圧が上がり視神経が萎縮する病気) にも有効だとわかってきました。ルティンを1ヶ月間摂取して、白内障の白濁が消失した患者さんの例もあり、白内障や緑内障の進行防止にも役立っているのです。

これまでの臨床例から、1日に6ミリグラムのルティン摂取が、黄斑変性症に有効であり、適量であることがわかっています。ホウレンソウ、ブロッコリー、グリーンピースなど、ルティンを多く含む野菜も勧めています。これらの野菜を食べ続けた人は、黄政変性症にかかりにくいといえます。

ホウレンソウなら60グラム(3分の1束)、ブロッコリーなら30グラム( 1株)を目安に、毎日食べるのが理想です。ルティンは脂溶性(油脂に溶ける性質)で、そのままでは消化、吸収されにくいので、油で調理すると効率よく摂取できます。

また、ルティンには、緑黄色野菜や、マリーゴールドなどに含まれる植物性の純粋なルティンと、クロレラなど藻類などから抽出された、脂肪を含んだルティンエステルの2種類があります。黄斑変性症に有効なのは前者の純粋なルティンなので、サプリメントを選ぶときには、注意してください。

リフレのルティンは、網膜の黄斑色素を増やし目の黄斑部の健康を守る」ルテイン6mg 配合しているサプリです。