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私が、「夜トマトダイエット」を始めたのは、忘れもしない、昨年8月のことです。大学のゼミで、ダイエット宣言をしてしまったことが始まりでした。そもそも私は、高校2年生のころから太り始めました。 大学に入ってから、太っていることへのコンプレックスが強くなり、「やせたい」という願望が、頭から離れなくなったのです。その願望がピークに達した7月半ば、大学の面談で夏休みの目標について話しました。

そのときに、「夏休み中にやせます」といってしまったのです。ところが、ラッキーなことに、そのときの面談の講師が、トマからさわトダイエットを考案した先生でした。先生自身、トマトで16kgやせたことがある、ダイエットの成功者だったのです。 そんな先生のアドバイスを受けて、私は、夏休み中にトマトダイエットを実行することにしました。私がやったのは、夕食時にトマトを食べるという、いたってシンプルな方法です。夜にトマトを食べることで、新陳代謝が高まるのだそうです。

トマトといっても、生のトマト以外に、加工品でもいいということでした。 トマトジュースはもちろん、ケチャップやトマトピューレなどで代用できるというのです。実をいうと私は、生のトマトが苦手でしたが、トマト料理の中で唯一好きなのが、トマトスープです。

先生の話では、トマトを温めると、有効成分のリコピン(赤い色素) の吸収がよくなり、ダイエット効果がより高まるそうです。「これだ! 」と思い、私は、トマトスープでダイエットをすることにしました。 作り方はまず、トマトジュース280ccを鍋に入れて火にかけます。沸騰させた後に顆粒のコンソメ小さじ1杯を加えて混ぜ、一煮立ちしたらできあがりです。

ときには、白味噌を小さじ1杯を加えることもありました。白味噌を加えるとこくが出て口当たりがよくなります。

また、コンソメを入れた時点で豆腐、キノコ、キャベツ、あらかじめ湯通しした豚肉などを加えて具だくさんのスープにするのもおすすめです。 こうして自己流トマトスープを毎日、夕食に食べるようにしました。具のないスープのときにはご飯と肉と魚などを料理したおかずをいっしょに食べ、具だくさんのスープを作ったときには、そのスープをメインに食事をとりました。

工夫するだけで、全く違う味わいになるので、飽きる心配もなく、楽しくダイエットできました。 そして、2週間を過ぎたころから、顔じゅうにあったこキビが1つ、2つとへってきたのです。多いときには、20個以上あったと思います。そんなこキビが、最終的にはきれいに消えてなくなり、 こキビとこキピ跡でボコボコだった肌が、ツルツルになったのです。

その変わりようは凄まじく、顔なじみの美容師さんが「どうしたの? きれいになりすぎ! 」と驚いたほどです。 一方、ダイエットも順調に進みました。1ヶ月で2kg、翌月にさらに2kg、そして翌々月には1.5kgへったのです。 もともと51.5kgあった体重が、5.5kgヘり、46kgになりました)。

ポッコリ出ていたウェストにくびれができて、ほおのたるみも取れました。 ぽっちゃり体型をしていた私は、一見、おばちゃんみたいで学生には見えなかったと思います。それが、夜トマトダイエットのおかげで、周りの友達と同じように、女の子っぼくなることができたのです。やせた直後は、ほとんどの人がバッと見ただけでは私とは気づかなくて自分でも驚きました。これで、体型のコンプレックスを克服できそうです。もっとスリムになるため、今も、1週間のうち半分は、夕飯にトマトスープを食べています。

最近、超簡単なトマトスープ考案しました。トマトジュースにコンソメを混ぜて電子レンジに1分ほどかけたら完成です。これなら、より手軽に続けることができそうです。 トマトは、低カロリーでじゅうぶん満足感を得られるので、ダイエットには最適です。しかも、トマトには、赤い色ベータ素のリコピンをはじめβ力ロテン(黄色の色素)、ビタミンCなど、強力な抗酸化作用(病気や老化の元凶物質である活性酸素を除去する働き) を持つ有効成分が豊富です。二キビが出なくなったのは、抗酸化作用で炎症が抑制され、さらにビタミンCのコラーゲン(繊維状のたんばく質) の生成の促進効果や皮膚の粘膜を保護する働きも影響したのでしょう。 にきびなどで悩む人の中には、洗顔料などにばかりお金をかける傾向が強いのですが、中から綺麗になるように目を向けると早い段階で悩みが解消するでしょう。

発酵トマトの使用感と効果