私たちの体では、体温が高いほど免疫力が活発に働きます。体温が38度以上になると、免疫細胞の活動が盛んになります。

がん細胞は正常な細胞に比べて熟に弱いため、体温が上昇すると死滅します。従って食事を含め、生活の中で常に体を温める工夫をしていきたいものです。

体温には、体の内部の『深部体温』と体の表面の温度の2種類があります。冷え性の人は、深部体温が37度でも、わきの下で測った表面の体温は非常に低くなります。血液の循環が悪いため、表面の体温が下がってしまいます。

特に虚証の人は、体が太っている、痩せていることに関係なく、手足の末端が冷えています。こういう末端の冷たい人は、血液を優先的に腎臓や心臓、肝臓などの臓器に送り、深部体温を維持しなければなりません。そのため、心臓加
から出たた動脈血のほとんどが脚体の末端まで行かずに止められ、手足が冷たくなってしまうのです。

人によっては棚15度 ぐらいという非常に低体温になり、食事を抜くとさらにひどくなります。この深部体温を上げるには、腸を鍛えるのが一番です。

『腸のサルコペニア』がありますが。腸管は平滑筋という、特殊な筋肉でできています。焼肉屋さんでホルモン焼きを食べるとコリコリしているのは、あれが全部筋肉だからです。

食事をはじめ腸を鍛えるために必要なことをしていない人は、あの筋肉が衰えてしまうのです。そして筋肉が衰えて消化力が弱ってくるから、余計糖分、アミノ酸、脂肪酸をダイレクトにとりたがる。少々お酒飲みで、アルコール中毒に近い人にも、そんなふうに腸の弱った人が多く見受けられます。

腸のサルコペニアは、がん患者さんにも非常に多い。だから逆に腸を鍛えていくと、がんを予防できるのではないか、ということです。

腸のサルコペニアが治ってくると、深部体温もだんだん上がってきます。もちろん運動を軽くしたり、お風呂に入ったり、腹巻きをしたり、といった方法で深部体温を上げる努力も必要ですが、根本的には体の中心である腸をきちんと鍛えて、腸のサルコペニアを解消することが一番だと思います。

体温を上げる方法が多数紹介されています。また、便秘をすると腸内環境が乱れますので、便秘が解消されないときは、イサゴールなどを使います。

腸にはがんと闘う免疫細胞の過半数以上が集まっています、そのため腸が弱ると免疫力も弱り、がんなどの病気になりやすいのです。

では、その免疫の要『腸』を鍛え、病気知らずの体を作るにはどうすればいいのでしょうか。腸を鍛える方法として挙げるポイントとしてまず必要なのは、規則正しい食事時問を守ること。食事を規則正しく取れば、腸の持つ力は必ず向上していきます。

食事が不規則になったり、食事代わりに甘いものやスナック菓子を食べたりすると、腸は衰えてしまいます。そして、食物繊維の多い食べ物を選びましょう。繊維たっぷりで消化に時間がかかるものを選ぶと、腸にとっていい運動となります。特に食物繊維豊富な温野菜など、腸を鍛えるためにはお勧めです。

糖分がそのまま腸に吸収されるようなものは、腸を怠け者にしてしまうので、避けたいところです。また、酵母や乳酸菌を含む発酵食品は腸内環境を整え、腸を元気にしてくれます。

カレー粉やショウガ、からしなどのスパイスは、香りと味の刺激で胃腸の働きを活発にし、代謝も上げてくれます。

食べ物も飲み物も温かいものをとるようにすると、腸がよく動いて血流がよくなり消化酵素や免疫系が活性化されます。

逆に冷たいものを食べるなどして体を冷やすと、これらの働きが低下し、腸が弱ってしまいます。そして、食事のときはよくかんで食べましょう。食べ物をよくかむと、唾液だけでなく内臓からの消化液の分泌も促され、胃や腸が元気に動き始めます。

胃腸に運動をさせた後は、胃を空にしてからぐっすり寝ることも大切です。体の各機能を調整しでくれるのが自律神経。そのうち、腸の働きは副交感神経が支配しています。副交感神経は夜、優位になりますので、ゆっくり眠れば、腸は元気に働くようにります。快眠が、寝ている間に腸を鍛えてくれるわけです。

便秘薬を使わない自然排泄するようにします。睡眠についてはこちら

『摂養』とは摂生(節制)、養生、保養の3つの意味から成っています。摂養は家族単位で行なうことが大切です。

1人病人がいたら実はその家族の他の人も危ないと考えるべきです。江戸時代は養生という言葉より摂養の方が健康を細田意するときには一般的でした。摂生といえば、すぐに思い浮かぶのが禁煙、禁酒。そして養生の中には、これまでにも述べてきた「食事で養生する」という意味の『食養』も含まれています。

しかし同じ食養でも、何を食べるかという食事の内容ではなく、「規則正しく食事をとる」とか「食べ過ぎない」といった食事の仕方は、摂生の中に入ります。本来、食養とは体にいい食材を選び、悪いもの体を冷やすようなものは調理法を工夫して、体に障りのないようにする。

何を食べるかよりもいつ食べるかが重要

そして時間通りに食事をする。食べ過ぎない。間食、夜食は控える。そういったことをすべてトータルして、食養というのです。

しかし今は、「何が体にいいのか」ということばかりが強調されているように感じます。脂だらけのハンバーグでも、腐ったものでも、きちんと量をわきまえて時間通りに食べていれば、さほど体に負担はかかりません。逆に体にいいと言われているものでも、不規則な時間に食べたり間食や夜食が多かったりすると、体に負担がかかるのです。

そこで「何でもいいから時間通り食事をすることを推奨しています。時間通り食べられるようになったら、次は何が体にいいか教えてあげましょう、と。まず「規則正しく」という第一ステップをクリアしてください、という食事指導をします。

「これが体にいいですよ」とか「これはやめてください」という話を最初にすると、みなさん不規則な食事時問のまま、「体にいい食事」を実行してしまう。それでは何の意味もありません。

ペットでも動物園の動物でも、あるいは実験動物でも同じですが食事の量を腹七分目ぐらいにすると、自然と食事が規則的になってきます。このことがそういう生活をしている動物たちが病気にならない理由のひとつではないかと考えてます。

我々動物の体の消化、吸収はすべてプログラムされています。つまり、自分たちが意識しなくても時間が来たら唾液も消化液も出て、胃と腸が活動を始めるのです。それが乱れると、吸収分解機能がおかしくなったり、排せつが整わなかったり、といった異変が起こります。

自律神経で無意識のうちにプログラムされているということが、とても大事なのです。食事を不規則にするということは、いきなり時差のある国に行って現地の食事時間に合わせて食べるようなものです。これは私たちの消化管にとって、非常に大きな負担になります。

自律神経にとっても、負担になります。だから海外から帰ると体がだるくなったり、集中力がなくなったり、眠れなくなったりするのです。養生の基本は食養にあり、ということです。食養によって日々、体の中のプログラムを適切に動かす。1日たりともそれが乱れると、病気を作る原因になります。さで、摂養3 つめの『保養』は、言葉としては知っていても、病人や年配の人のすることだとみなさん思っでいるようです。しかし、どんなに実証の、パワフルな人でも週に一度完全な保養をする...つまり休養をとることががんを防ぎます。加えて年に1回ぐらいは長期休暇をとることががんを防ぎます。

こうした摂養の習慣が、がんを寄せ付けない体質作りにつながります。

食養とは、食べ物に注意し、栄養になるものを食べて養生すること。日本の食養の流れはいくつかありますが、それを集大成したのが江戸時代初期の漢方医で本草学者・貝原益軒でした。

彼の記した『養生訓』の中で説かれていることが、その後も日本の食養の基本になっています。明治時代に入ってから、医師の石塚左玄が科(化)学的な食養論を唱え、『食養会』を設立しました。

この食養会の患者でもあった桜沢如一は、のちにヨーロッパへ渡り、食養論を広めました。桜沢如一の名前は海外ではジョージ・オーサワ、食養論は『マクロビオティック』という名で知られています。

つまり、日本の食養が世界的に広まったと考えられるわけです。厳格なマクロビオティックは、玄米菜食を指します。そして今やマクロビオティックも、無農薬野菜を売るビジネスのメカニズムの中に組み込まれています。

この厳格なマクロビオティックに反対する専門家がいることも事実です。日本の伝統的な食事は、それ自体がバランスのとれた栄養食です。マクロビオティックは欧米に広める際、新鮮味を出すために玄米三食とか野菜だけとか極端なことを言って、それをセールスポイントにしたわけです。

肉食文化の欧米人にとって、人間が三食肉を食べずに生きていけるなんて、新鮮な驚きだったに違いありません。マクロビオティックに影響を受けてドイツで生まれたのが、『ゲルソン療法』です。がんを食事療法で治すことを目指し、新鮮な野菜と果物を推奨しています。

しかし、これは日本人には特に虚証、中庸の人には危険な食事療法です。生野菜、果物は体を冷やす、寒の食べ物にあたります。

実証タイプの多い欧米人や体の強い人以外は、野菜も必ず火を通して食べるべきなのです。デトックスやダイエット法として知られる『ファスティング』は、断食のこと。ファスティングで一番の問題は、医療の専門家がいない断食道場が多いことです。

また、それが原因となる死亡事故が毎年起きていることもお知らせしておかなければなりません。ファスティングをすると、人間はハイになります。

その仕組みをお伝えすると、人間の神経細胞が代謝する方法は2つあります。ひとつは糖分、もうひとつは脂肪酸。断食をすると食事がとれないから、皮下脂肪が代謝されて溶けてきます。

すると、血中の脂肪酸の量が増えてきて、コレステロールも増えてしまいます。断食すると血管がきれいになるとみなさん思っていますが、実際は逆で、断食したとき血中の脂肪は増えているんです。これは毎日ラードを何kgも食べているのと同じで、血管にかなりの負荷がかかります。

従って、動脈硬化がある人は断食をすると余計症状が重くなります。ところが断食をして脂肪が溶け、脂肪酸が出てきて脳を刺激すると、一時的にハイな、なんともいえない気分になるのです。これが病みつきになってしまう人もいます。断食して辞めて太ってまた断食して、と繰り返すと、太っているときは栄養のあるものを食べているわけですから、当然コレステロール値は高くなります。そして断食して貯めていたコレステロールが溶けるから、また1 がる。年がら年中コレステロール値が高くなってしまうのです。こういう人は、動脈硬化の進行が速い。それは健康脳障害を起こしているということになるので、勧められません。健康のために断食するということ自体すでに矛盾していて、断食そのものが健康には悪いのです。

ただし、40歳以上になった2食にするような食習慣は糖質、脂質の過剰摂取を抑制できるのでおすすめです。

今日アメリカで主にがん治療に使われているのは、『分子標的薬』と呼ばれる薬です。この薬の原理は、免疫学的な反応を利用してがんの表面にある異質な分子これはタンパク分子であることが多いのですが、それを認識して攻撃してし事えば、がん細胞だけをピンポイントでやっつけることができる、というもの。

だから『ミサイル療法』と呼ばれたこともありました。そもそもがんは、一律な、ひとつの病気ではありません。ウィルス感染の中に肝炎のウイルス、風邪のウィルス、インフルエンザのウイルス... といろいろな病気があるように、がんもひとつの病気ではないのです。

結果として同じような形になりますが、がんになるプロセスも違えば、がんになってからのプロセスも違う。がんにも個性があるのです。分子標的薬は、こういったがんの個性を認識します。だからある人に効いても別の人には全く効かない、ということもあるのです。

この分子標的薬が作られる以前の1970年代、日本のがん研究者は2つのグループに分かれていました。

ひとつは、「将来は免疫学的な方法(今でいう分子標的薬)を用いれば、より副作用が少ない治療ができるはず」というグループ。もうひとつは、「がんというのはDNAの異常なのだから、抗がん剤のようにDNAの中に取り込まれ、それでがん細胞を壊してしまうような薬が優先されるのだ」というグループ。

日本の国立がんセンターもこの2 つのグループに分かれています。しかし、がんセンターでイニシアチブを握ったのは、抗がん剤のグループでした。そして、免疫学的なアプローチをする研究者は次々辞めさせられてしまったのです。

センターを追われた人たちは、一部は研究テーマを変ぇ、一部はアメリカに流出し、分子標的薬の研究を始めました。がんセンターの動きは、日本の各大学や学会、病院の動向にもつながります。結果、日本の研究者たちは当時「外国から来たいい薬」 抗がん剤をさらに強化した薬を作る方向へとひた走り、分子標的薬の開発には完全に乗り遅れてしまいます。

一方アメリカの研究者たちは、抗がん剤は毒ガス兵器を元に開発されたという経緯をよく知っており、そんなものを人間に使うのは非人間的な治療だと考えました。そこで製薬会社も抗がん剤にはあまり力を入れず、分子標的薬の開発に努めました。今や、世界の流れは分子標的薬です。慌てて日本の製薬メーカーも分子標的薬の開発を進めていますが、元になる分子がすべて特許で押さえられているため、なかなかうまくいきません。

悪性リンパ腫に使われる『リッキサン』は、100 mgで42800円。大腸がんに使う『マバスチン』は、100 mgで50000 円。肺がんの治療薬『イレッサ』は、日本で1錠6500円。これでも分子標的薬の中では安いほうです。また、最近はイレッサで効かない場合に『ラステット』を併用します。

問題はこれらの分子標的薬は、ずっと飲み続けないとがんが再発するということです。ですからこれからはがんは治ると、透析患者と同じく生きている限り金くい虫になるということです。

これでは日本の医療制度は破たんしてしまいます。こうなると特許切れを待つしかありませんが、どうやらTPP交渉で特許期間延長をアメリカに突きつけられているようです。70年代後半からの日本のがん行政のミスが、こういった事態を招いたといっても過言ではないでしょう。

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温熱刺激で全身の血流と自律神経のバランスが改善

がん患者さんは低体温が悩み

体温が上昇すれば免疫力が上がり治療効果もアップする「煙らん温灸」

寒暖差の激しい春、秋は自律神経が乱れて全身の血沈も滞り冷え・低体温に要注意です。最近は、暑い夏でも冷房冷えで体が思った以上に冷えています。

現代社会では、夏でも冷房の効いた室内で過ごしたり、冬でも冷蔵庫で冷えた飲み物を飲んだりして、快適さや利便さと引き換えに、体に冷えをため込んで低体温を招く生活習慣が一般化しています。

冷えや低体温は、東洋医学では「万病のもと」といわれるほど、健康にとって重要な要素です。最近では、がんや脳卒中、心臓病など、多くの病気の根源に冷えや低体温があるのではないかと注目されています。「三寒四温」「春冷え」という言葉があるように、気温が乱高下する寒暖差の激しい春は、自律神経が乱れて体が冷えやすい季節です。

東洋医学では、春は五臓六腑の1つ「肝」の働きが活発になる季節と考えられています。「肝」はエネルギーや怒りをつかさどる器官で、イライラしたりストレスを感じやすくなったりするのです。

自律神経は、意思とは無関係に臓器や血管の働きを支配してまつしよういる末梢神経で、全身に張りめぐらされています。自律神経には、心身を活動させるための「交感神経」と、心身を休息させるための「副交感神経」の2種類があり、1日の中でシーソーのようにバランスを一取り合っています。交感神経の働きが優位になると、血管が収縮して血流が悪化します。

一方、副交感神経が優位になると、血管が適度に緩み、血流が促進します。寒暖差やストレスにさらされやすい春は、交感神経の働きが優位になる傾向があります。その結果、全身の血流が悪化して、冷えや低体温をはじめ、気分の落ち込み、憂うつ感といった精神的な症状や、肩こり、だるさといった身体的な症状など、さまざまな体調不良が引き起こされるのです。

東洋医学では、「気・血・水」と呼ばれる3つの基本要素が常に体内をめぐり、心と体の健康を保っていると考えられています。「気」は生命エネルギーのことで、元気や気力などの「気」です。「血」は血液のことで、全身を巡って酸素や栄養を運びます。

「水」は血液以外の体液のことで、リンパ液や消化液、涙、汗など、水分の代謝や免疫機能などにかかわっています。生命エネルギーである気の通けいらくり道となるのが「経絡」です。経絡は体内に網の目のように張りめぐらされ、体のすみずみにエネルギーを送り込んでいます。

経絡が分岐したり合流したりする要所にあるのが「特効ツボ(経穴)」です。経絡を通る気の流れが乱れたり内臓が疲れたりすると、関連した特効ツボに痛みやしこりが生じます。

体の表面と内臓は経絡によってつながっており、特効ツボを刺激すると気の流れが整って、体の不調が改善されると考えられているのです。

煙らん温灸は臭いや煙がほとんど出ず家庭で温灸が楽しめる安心・安全な医療機器

気の流れを整える方法のひとつに、お灸や温灸があります。お灸は、特効ツボにもぐさを乗せ、火をつけて温熱刺激を与えることによって経絡を通る気の流れを整える伝統的な民間療法です。

お灸の起源は古く、約三千年前の古代中国で発明されたといわれています。昔から親しまれてきたお灸であとすが、やけどをして痕が残るほど熱いというイメージがありまにおす。また、お灸は臭いや煙も強く、一般家庭で使用するには換気や火の管理が難しいという問題もあります。そこでおすすめするのが、煙らん温灸です。煙らん温灸は、嫌な臭いや煙がほとんど出ず、やけどや火事が起こらないように安全面にも配慮された、家庭で手軽に使える温灸用の医療機器です。

温灸は、心地よい範囲内に温度を調節した灸療法の総称です体の深部にまでポカポカした温熱を届けてじんわりと温めるため、やけどや水ぶくれができず、醜い痕が残る心配もありません。

煙らん温灸の素材には保温効果優れた桐の木が使われ、心地よい温かさが約30分問にわたって持続します。煙らん温灸の温灸剤は、原料であるヨモギを炭化することにょって、嫌な臭いと煙がほとんど出ないように工夫されています。

また、炭特有の遠赤外線効果で、体内への温熱効果の浸透力が増強されています。さらに、煙らん温灸の温灸剤には、体を温める効果のあるシナモンエキスと、血流を改善する効果のある松節エキスという2種類の精油が配合され、温灸効果をよりいっそう高めているのです。

では、煙らん温灸を体のどの部位に使用すればいいのでしょうか。次に、がんの症状やがん患者さんの生活の質(QOL)の改善に高い効果が期待できる代表的な特効ツボです。

耳の特効ツボ
耳に温灸できるのが煙らん温灸の特長の1つで、最もおすすめの部位といえるでしょう。耳を温めると自律神経が安定することがわかっています。実際、耳には、体の各部位と対応する全身の特効ツボがあります。また、耳には多くの毛細血管が集まっているため、温灸することで体がポカポカと温まり、全身の血流も促進します。
神闕(しんけつ)・命門(めいもん)
おへその中央にあるのが神闕です。神闕は、体のエネルギーを増やし、新陳代謝や血流を促進する特効ツボです。腰にある命門は、読んで字のごとく「命の門」という意味で、「温めることで命に火をともす」と考えられています。命門には、体を温めて血流を促進します。
三陰交(さんいんこう)太衝(たいしょう)
足にも冷え症や低体温の改善におすすめの特効ツボがあります。三陰交と太衝です。足首の内側にある三陰交は、肝臓・腎臓・牌臓の経絡が交わっている場所で、温灸することで3つの臓器すべてを活性化することができます。そのほか、血流の促進や冷え症・不妊症の改善に加え、ほてりやのぼせ、めまい、頭痛、動悸など、更年期障害に伴うさまざまな不定愁 訴にも有効と考えられています。
リンパ節・がんの部位
冷え症や低体温に加え、がん患者さんに共通している問題は免疫力の低下です。免疫力を増強させるには、体のリンパ節に煙らん温灸を当ててください。さらに、がんを患っている部位に煙らん温灸を当てることをおすすめしています。1ヶ所につき10分間、1日に1~6回温灸するといいでしょう。ただし、各回の問は2時間以上の時間をあけます。煙らん温灸をする時間はあくまでも目安です。例えば、左右の耳と神開に温灸をしたい場合、それぞれ十分ずつといった具合に調節してもかまいません。また、患部が出血していたり炎症を起こしていたりする場合や、温灸することで痛みが生じたり悪化したりする場合は使用を控えるようにしてください。

米国では90年代以降、がん患者数が減少に転じています。あれだけ肉を食べてがん患者が減っているのですから、アメリカ人にとって、肉食とがんに大きな因果関係はないといえるでしょう。

ただ、がん患者数は減っていても、死亡率はさほど変わっていません。これは、アメリカの保険制度の現状が大きく影響しています。アメリカでは今、人口の約16 %にあたる5000万人近くが無保険状態です。保険に入っていなければ、がんの治療はまず受けられません。

また保険に入っでいても、その保険の種類によって診察を受けられる病院、受けられない病院がはっきり分かれています。アメリカの冷酷な現実です。無保険の人ががんにかかったら、もう死ぬしか選択肢は内現実があります。

また、保険に入っていても、アメリカの保険は日本のシステムとは異なり、5 年や10年ごとに切り替えがあります。切り替える前、さまざまな病気で病院にかかっていた人は、次の保険料が上がるシステムです。

だから庶民は等級を上げないよう、風邪や腹痛ぐらいでは痛院に行きません。そんなことで保険を使ったら、先々大変なことになってしまいます。そのため、彼らはがんの早期発見にかなり神経を使っています。がんは早期発見しなければもうアウト。

がんや脳血管障害のような重病にしか保険は使わないよう、日ごろはセーブしておきます。保険は最後の命綱、スペードのエースのようなものだからです。そして、いざがんになったら保険を使って徹底的に治療してもらい、保険を使い切ります。

そういった中流以上の人たちは日本食を食べたがるなど、食事や自分の体調に細心の注意を払います。下層階級の人たちはもう何も関係なく、脂だらけのハンバーグを食べています。属する階級によって、医療に対する行動が違うのが、アメリカなのです。

ニューヨークのスローン・ケタリングがんセンターは、世界有数のがん研究所、がん専門病院です。次の項で説明する分子標的薬や骨髄移植を用い、世界最新のがん治療が行われています。

中でもスローン・ケタリングがんセンターで最も新しい試みは、研究所のすぐ隣に『代替医療センター』を作ったこと。そこでは針灸、あんま、マッサージ、漢方薬、カイロプラクティックなど、過去には「非正当医学」と言われていた医療を患者さんの希望に応じ、入院患者に対してはほぼ無料で提供しています。

退院後、さらに治療を続けたい場合は、そこから有料になります。世界的に珍しい治療法もー度は試み、患者さんに評価してもらった上で、評判のいい治療法についてはさらに研究を進めます。アメリカらしいやり方です。代替医療センターは、いつも満員御礼状態です。

これからの医療は東洋医学との融合でさらに高まる
にもあるようにこれからは、西洋医学だけで健康を維持するのは難しいのかもしれません。もっと東洋医学的な治療と西洋医学の治療を上手にコラボさせるのが最善の方法です。

フグ料理といえば、冬の風物で、フグチリやフグ刺しが有名ですが、日本以外でも、韓国、中国、アフリカなどで食べられています。

ご存じのように、昔から「フグは食いたし、命は惜しし」という諺もあるくらいで、その猛毒で令を落とす人がたくさんいました。

それでも日本でフグ料理がこのように一般に広まったのは、明治21年に伊藤博文が 下関でフグを食べてあまりの美味しさに感動し、フグを解禁したのがきっかけになったと伝えられています。

最近は、フグの黒い皮がガンの防止によいとか、フグの脂肪にはDHA が多く、ボケの防止やアレルギー症に効果があるともいわれています。

ところが、このフグを養殖する場合には、稚魚の歩留まり率が悪く、大量養殖が難しいこともあって、どうしても高価な魚になっていました。そこで、クコンを飼料に加えてみたところ、歩留まり率が倍にまでなりました。

ウコンは人間だけではなく、フグにも効果がありそうです。次に、このことを取り上げた平成3年3月25付の『南海日日新聞』の記事を紹介しておきます。

【全国のフグの40~50%は奄美産といわれるなかで、その養殖フグの飼料にウコンを混ぜ与えた七ころ、「元気の出るフグ」が続々誕生、稚魚の歩留まり率がグンと高まった。

ウコンは、肝臓機能を強化する薬用植物として広く知られているが、人間だけでなく、フグにも効果ありというわけ。ウコン入りの飼料を使っているのは、奄美の宇検村銘柄の宇検養魚㈲。

フグの稚魚の歩留まり率は30~40%と非常に低く、大量養殖が難しいこともあって高値の要因といわれている。エサはイワシ、サバなどをミンチ状にしたものやニンニク、大豆などを混ぜたものが主。これにウコンの粉末を加え、稚魚に与えたところ歩留まりは通常の約2倍の80%に達した。昨年は百万匹の稚魚を入れたが、70~80%を維持した】

ウコンをより上手に摂るために | ウコンの効能・効果
https://turmeric-guide.net/archives/657

この頃は、同じ食品でも健康という付加価値をつけて販売促進を行う傾向があります。それならウコンこそ健康によい食品作りの素材に最適というわけで、ウコン入りのパンを作り店頭に並べているパン屋さんが鹿児島に現れました。

このパン屋さんはもともとおいしいパン作りでは有名で、さらにウコンを加えておいしくて、しかも健康によいパン作りに挑戦しています。パン粉とウコンの割合としては、パン粉1 kgに対してウコンの粉末7 gを加えてパンを焼いているそうです。

お客さんの反応は予想以上によく、他のパンよりもウコン入りパンのほうが先に売り切れてしまうということです。

ウコンをより上手に摂るために | ウコンの効能・効果
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春ウコンの根茎を輪切りにしてみますと、その切り口は鮮やかな黄色です。すでに何度も触れてきましたように、これは黄色い色素クルクミンが豊富に含まれているからです。

しかも、春ウコンは生薬のなかでも上薬に位置づけられているように、まったく毒性がありません。このような春ウコンは黄色の着色料として使うのにとても適しています。

例えば、料理で黄色味をつけるときは卵の黄身を使うのがふつうですが、その代わりに春ウコンを使いますと鮮やかな黄色味が出せます。そのうえ春ウコン自体が素晴らしい薬効をもつ生薬でもありますから、色合いで目を楽しませてくれるだけでなく、同時に健康にも役立つ料理ができあがります。

その他にもたくあんの着色料として利用されていることはすでに紹介したとおりです。また、昔から着物を包む布にはウコン染めのものが利用されていたことからもわかるように、春ウコンは布などの黄色の染料としてもおなじみです。

一般に大多数の天然染料の場合は、その色合いを出したり、固定するために媒染剤といわれるものを必要とします。

まずはじめに、水に染料の材料を入れ、温度を上げます。たいていは沸騰させて染料分を抽出させ、その液の中に繊維を浸して染料分を吸収させます。ところが、吸収させたままで終わってしまいますと、色合いが十分に発色しなかったり、色の定着が不十分でしばらくすると色あせてしまいやすいのです。そこで、アルミや鉄、鋼などの金属を化学処理して水に溶かした媒染剤に、染料分を吸収させた布を浸して発色と定着のための作業を施します。うところが、クコンの場合は、ウコンで煎じた液の中に繊維を入れるだけで染まってしまうので、簡単に染めることができます。

試しに、白い布を使ってウコン染めをやってみると、実にきれいな黄色いハンカチができあがります。

琉球王朝の専売品だった生薬「ウコン」 | ウコンの効能・効果
https://turmeric-guide.net/archives/654

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