シジミが肝臓の数値を正常化してくれた
普段から、肝臓に気を配っているでしょうか。肝臓は、エネルギーの貯蓄や食物の消化吸収を助ける胆汁の生成、解毒、造血など、多くになの重要な働きを一手に担っている臓器です。
一方で、「沈黙の臓器」といわれるように、ダメージを受けても、かなり重症にならないかぎり、自覚症状を感じることは少ないのです。数値が悪化している時にはかなり深刻な状況になっていることが多く改善しにくい状況まで悪化してようやく気づくことが多いのです。
こういった場合、肝臓病になっていても気付かずに、人問ドックや健康診断などで初めて発見されるというケースが目立ちます。これは、日本人問ドック学会がまとめたデータでも明らかです。 そのデータによれば、2011年の人問ドック受診者(全国で313万人) のうち、3.3% の人に肝機能の異常が発見されたというのです。つまり、受診者の3人に1人が、肝臓に異常を抱えており、高血圧や高コレステロールを上回つて、生活習慣病のトップとなっています。肝臓の酢数値が悪化した状態になると、食習慣の改善、お酒を減らすなどの対策だけではなかなか状態が好転しません。