子供が独立後、うつになり寝れなくなってしまったが症状が改善方向に

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大好きな趣味をやる気にもなならない

私は、約5年前から不眠を伴う鬱に悩んでいました。診察のさいに鬱になったきっかけは、2人の娘が結婚と転勤により独立し、夫婦2人暮らしになったためだと話しました。 ご主人は外で夕食をとることが多いため、1人で家にいる時間が長くなり、徐々にふさぎ込むことが多くなってしまいました。

毎日が憂うつで、好きだった山登りや買い物に出かけることもなくなりました。特に夜はなかなか寝つけず、4年前に初めて近所の心療内科を受診し、睡眠薬や抗鬱薬を処方されました。 私の場合、 初めは薬が効いて眠れましたが、すぐにまた不眠が再発し、飲む薬の種類が増えてしまいました。睡眠薬の副作用についても不安がありました。 そして半年ほど前に、「薬に減らず、不眠や憂うつ感を解消したい」と思って、専門クリニックを受診しました。 当時は数種類の睡眠薬のほか、抗鬱薬、抗不安薬など∥ 種類もの薬を飲んでおり、便通が週に1~2回しかないなど、体調も悪く最悪でした。 低分子レシチンなど脳を落ち着かせ、活気づけるとされる栄養補助食品を、1日3回処方されました。

また、食欲もないため、菓子パンやインスタント食品などで、適当に食事をすませていたことを改善するように指導されました。栄養バランスを取るために魚や大豆・野菜・玄米など、和食中心の献立にするよう改善しました。

4ヶ月目から改善の兆しが

変化が現れたのは、4ヶ月後でした。 以前より少しだけ寝つきやすくなったうえ、食生活を改めたせいか、週に2~3回は便が出るようになったのです その後、薬を4種類だけに減らし、引き続き低分子レシチン「アルファベスト」をとりながら、時々、外出して体を動かすことをはじめました。

次第にやる気がでてきて、公園でのラジオ体操に参加したり、1日1時間ほどウォーキングを行ったりしました。そ の結果、5ヶ月後には食欲が出てきて、体重も4kgほど増えていました。ラジオ体操をやるために早起きすることも、全く苦にならくなりました。さらにもう2ヶ月がたつと、不眠は完全に解消し、毎日8時間、グッスリ眠れるようになりました。 これと同時に鬱も消失して、ふさぎ込むこともなくなり、山登りや貝い物も再開できました。現在、2種類だけ飲んでいる薬も、そう遠くないうちに不要になる気がしています。

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