アカシアポリフェノール に関する 効能 効果 についてを紹介します。国民病とも呼ばれる糖尿病による 血糖値 や ヘモグロビンA1C を下げるという アカシアポリフェノール についてです。
超強力な抗酸化力で血管の錆びをとりドロドロ血液をサラサラにして血糖値を下げる アカシアポリフェノール の優れた作用
体の錆びをとる作用はカテキンの 6 倍もある
糖尿病の患者や、予備軍の人にとって重要なのは、血糖値を適正な範囲内にコントロールすることです。しかし、血糖値は食事などの影響で容易に乱高下するため、安定させるのはやっかいです。非常に厳格な食事制限、そして運動習慣などを実施しないと壊れたすい臓の働きを回復させることはたやすくありません。そこで糖尿病患者さんがもう少し楽に血糖値やヘモグロビンA1C を調整できる成分が含まれます。
そこで、血糖値を安定させて糖尿病を改善に導く天然成分として、「アカシアポリフェノール」に、私は注目しています。アカシアは、マメ科の常緑樹です。
日本で街路樹としておなじみなのはニセアカシアといい、アカシアではありません。本来のアカシアは、黄色い花を咲かせます。そのアカシアの樹皮に含まれるポリフェノールには、ずば抜けた健康作用があるのです。
生物が取り込んだ酸素の一部は、老化や病気を引き起こす有害な活性酸素に変化します。ポリフェノールには、その活性酸素を無毒化する抗酸化作用があります。
赤ワイン やコーヒー 、 緑茶カテキン などのポリフェノールがよく知られています。数あるポリフェノールの中でも、アカシアポリフェノール の抗酸化作用は極めて強力で、カテキン の 6 倍以上もあります。
活性酸素は、私たちの体内で日々発生し、ふえすぎると害を及ぼします。血管内では、血液中の脂質やコレステロールが酸化して過酸化脂質に変わり、血管を傷つけて動脈硬化を促します。また、血液中の赤血球が活性酸素で酸化されると、変形したり硬くなったりして細い血管に入り込めなくなり、血流が悪化します。
活性酸素の害は、糖尿病の患者にとって大問題です。糖尿病になると、糖で血液がドロドロなので、血管が傷ついたり、詰まりやすくなったりしています。
そのうえ活性酸素によって血液や血管が酸化すると、合併症がますます進みやすくなります。目や腎臓、足先などに障害をもたらす合併症は、細い血管の損傷から起こります。そこで、アカシアポリフェノール をとると、活性酸素が除去され、血管は修復に向かいます。
血流も回復するので、糖尿病の合併症が阻止されるのです。さらに、アカシアポリフェノール には、糖尿病患者にとってすばらしい働きがあります。高い血糖値やヘモグロビンA1C (過去1 ~ 2 ヶ月 の血糖状態を示す指標) を改善して安定させる働きです。
糖尿病治療の柱は、血糖値をコントロールして、恐ろしい合併症の発症を防ぐことです。アカシアポリフェノールは、多くの人がなかなかうまくいかずに苦労している血糖コントロールに対し、直接的な効果を発揮するのです。
私たちのチームは、アカシアポリフェノール の健康作用について、長年にわたり科学的な研究に取り組んできました。これまでにも糖尿病や高血圧の改善、脂質異常症の改善、アトピー性皮膚炎の軽減など、アカシアポリフェノール の持つ多くの働きが判明し、学会発表を続けています。
こうしたアカシアポリフェノールの多様な作用は、抗酸化だけでは説明がつかず、おそらくアカシア特有の成分が総合的に働いているのではないかと考えられます。糖尿病や肥満、高血圧など生活習慣痛が気になる人に、大いに頼りになる食品成分だと思います。