ムービーメーカー」で編集して作成した映像は、動画ファイルとして保存できる。その際、いくつかのファイル形式を選択することが可能だ。圧縮率の高い形式を選べば、画質は悪くなるものの、メールに添付できるくらいのファイルサイズに収めることも無理ではない。逆に、圧縮率の低い形式を選べば、映像を取り込んだときとほとんど変わらない、きれいな画質で保存することができる。
- 「タスクウィンドウ」を「作業ウインドウ」に切り替え、「発行先」の「このコンピュータ」をクリックする。
- ファイル名」欄で、動画ファイルの名前を入力し、「発行先」欄で、ファイルを保存するフォルダを選択する。設定後、「次へ」ボタンをクリックする。
- ファイルの画質とサイズを設定する。高画質なほうがよければ、「コンピュータの最高の品質で再生」を選択。「圧縮サイズ」では、具体的なファイルのサイズを指定すると、それに合わせて画質が決まる。「追加の設定」を選択して、「▼」ボタンをクリックすると、用途に合わせて画質を選ぶことができる
- 追加の設定」のメニューを開くと、ハイビジョン用からメールに添付するためのものまで、9 パターンの画質を選択できる。括弧内の数字の大きいほうが高画質だ。
- 手順の3で「発行」ボタンをクリックすると、動画ファイルの作成が始まる。パソコンの処理能力にもよるが、長時間の映像や高画質の映像は、かなり時間がかかる場合がある。
- 作成したファイルは、「ウインドウズメディアプレーヤー」などで再生することができる。
映像の編集作業を途中で区切りたい
編集を途中で中断し、またあとで作業をしようという場合は、「ファイル」メニューから「プロジ工クトの保存」をクリックし、「名前を付けてプロジェクトを保存」画面で保存の操作を行う。保存したプロジェクトファイルには、クリップの分割や特殊効果などの編集内容が保存されている。作成した映像そのものが保存されるわけではない。保存したファイルをダブルクリックして開けば、続けて編集が行える。動画編集は時間がかかるため、間に休憩を入れる場合はこの手順どおりに行えばよい。
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