私は、幼少時よりアトピーを患い、ステロイドホルモン剤の内服や外用をはじめ、さまざまな治療をずっと受けてきましたた。しかし、いくら服用しても治るどころか悪化するばかりで、ホントにイヤになっていました。ステロイドは塗ると1~3日痒みはおさまりますが、その後は地獄のよう日々が待っています。猛烈に痒くなるのです。
万策つき、漢方薬に可能性を求めて、漢方薬を注した治療をするクリニックを受診しました。
全身の皮ふに発赤(皮ふが充血して赤くなる)、落層(皮ふの表層がはげ落ちる) を伴うアトピー性皮ふ炎があり、顔、首、前胸部や両腕は掻き壊して腫れ、ところどころに黄色い汁が出ている状態でした。顔の皮ふは長年のステロイド剤塗布のために黒ずんでしまいました。
アトピー(湿疹) の原因は自然医学的には体温低下と水分過剰と考えるそうです。その水分を外に排出しようと、湿疹になる。という繰り返しなのだそうです。
また、アトピーの人は過食する傾向があると言われ図星でした。。体内にたくさんたまっている老廃物を水分と一緒に皮ふを通して排せつしようともする。それがときとして滲出液に悪臭が伴う原因だと言われました
「少食にする」こと、「体をよく温めること」を鋭意実行するように指導いただきました。
私は、、起床後、毎朝1万歩(約5.5m) 歩き、家に戻ったら朝風呂に入るようはじめました。
朝食はニンジン2本・リンゴ1 個でつくるジュースをコップ2杯半だけ飲んですませた。このニンジン・リンゴジュースはビタミン、ミネラルが多く含まれているので、脳を目覚めさせるには十分なのだそうです。昼はそば、夜は主食を玄米、副食はみそ汁、野菜の煮もの、魚介類など和食中心の食事と、少食にきりかえました。
そうしたところ、最初の1ヶ月間は全身の皮ふから黄金色の汁がドロドロと排せつされ、まるで悪化したかのような症状でした。しかし、ここをガマンして続けていると、3ヶ月目にはかゆみが半減。皮ふも乾燥して、黒ずんだ感じが取れ、かなりの改善となりました。
3ヶ月後には体重も64kgに減り、身軽になりました。ところが、その後の3ヶ月はは一進一退の状況で、皮膚の状態も同様でした。手足の極端な冷えがあることを伝えると生姜紅茶を飲むように言われました。
生姜紅茶を朝のジュース後に1杯、昼食後に1杯、夜の入浴前に1杯飲んでもらうことにしました。また、入浴をする際は塩風呂(自然塩の租塩を ひとつかみを湯船に入れる) にし、全身浴の後、半身浴を行いました。
すると、入浴中とそのあとはもちろん、日常の生活でも、これまでほとんどかけなかった汗をかくようになりました。排尿の量が驚くほど増えて、皮ふにも潤いが出てくる。かゆみや発赤も消えました。
あれほど私をを苦しめていたアトピーが、生姜紅茶を始めて6ヶ月後にははとんど治ってしまったのだ。体重もさらに60kgにまでダイエットできました。私のさんの好転の様子をクリニックの先生は、現代医学的に言い換えると生姜のジンゲロン、ジンゲロールによる保温・消炎・抗アレルギー作用と、紅茶のカテキンによる消炎・抗アレルギー作用が奏功した、ということだそうです。
現在は、アトピーもだいぶいいのですが、スキンケアには、美肌精油ジェルの3点セットでいい状態を保てています。
私のように長年かけて悪化させてしまったアトピーは、本腰を入れて本気になって治療に励まないといい状態にはならないようです。副作用のような症状で一時期悪化しましたがあのとき、何度もやめようと思いましたが続けてよかったと思います。まさかステロイドを使わない日がくるなんて思いもしませんでした。
結局、肌がきれいなるまでに8ヶ月ぐらいかかりましたが、絶対よくなる!と信じてやってよかったです。
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