メールの送受信に失敗する原因は(1)設定ミス、(2)操作ミス、(3)サーバーの問題、(4)それ以外、の4つに分けられる。ほとんどは(1)か(2)なので、アカウント設定を見直したり、正しい操作手順で実行すれば解決できる。
それ以外でも、表示されるエラーメッセージに原因のヒントが含まれているので、よく読んでみよう。
エラー番号をインターネットで検索すると、解決策が見つかることも多い。メールアカウントの設定ミスの多くは、チェックを入れ忘れていたり、指定されたポート番号( ※ )に変更していないなど。
知らないうちにプロバイダが設定方法を変更していたということもある。プロバイダのホームページで最新の設定方法を確認しよう′。セキュリティソフトが、メールの送受信をブロックしていることもある。メールサーバーを正しく指定しているのに、「サーバーが見つかりません」とエラーが出るときは、これが原因であることが多い。ファイアーウォールの設定で、メールの通信が許可されているか確認しう。多くのプロバイダは、自社ホームページの「サポート」や「Q&A」などのコーナーで、メールの設定方法を紹介している。
設定を見直す
半角のスペースやピリオドが混じっていないか確かめよう。また、多くのメールサーバーは、まず受信の操作をしてユーザー認証が行われてからでないと、送信できない。受信の途中で「ウィンドウズメール」を終了させると、正常に終了されず、次回以降の受信に失敗することもある。そのような場合、パソコンを一度再起動したほうがよい。受信の処理が完了したことを確かめてから、「ウインドウズメール」を終了するようにしよう。ツールバーの「送受信」ボタンをクリックすると、送信一受信の順番で実行される。これで送信できないときは、「▼」ボタンをクリックして「すべて受信」をクリックしてから、「すべて送信」をクリックしてみる。
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