優れた機能性食品に期待が寄せられる
国内における糖尿病患者と、予備群も含めると約2000万人以上です。もはや国民病の域を超えてしまっている状態です。糖尿病の患者さんが発症する3大合併症の1つとして知られる糖尿病腎症は、人工透析を導入する原因の第1位になっています。
糖尿病患者さんの多くは治療薬を服用されていると思いますが、西洋医学の考えに基づいて開発された治療薬の多くは、合成化学薬品です。長年にわたって飲みつづけることで副作用の危険度が高まることは周知のとおりです。
筑波大学の細川淳一名誉教授が「糖尿病合併症対策の救世主」と声をあげているライスベリーは、タイ政府・国家イノベーション庁の主導によるバイオビジネス構想による革新的プログラムによって開発、研究が進められています。
ライスベリーの栄養素を凝縮・微粉末化して機能性を高める健康食品の紫紺米パウダー は、世界中で深刻化している糖尿病対策の切り札として大きな注目が集まっています。
2003年にタイ政府の内閣決議に従って設立された国家イノベーション庁は、公務員や企業の枠組みを超えた特別な組織として活動しています。社会発展に影響を与え、国家競争力を強化する革新的な使命を与えられた国家イノベーション庁は、現在も世界各国の学術・医療機関と共同でライスベリーの研究に取り組んでいます 。
世界一の米輸出国として知られるタイは、国際イネ研究所と共同で、世界で最も熱心に米の研究に取り組んでいる国の1つです。ライスベリーの研究を通じて、糖尿病の症状緩和や蔓延に歯止めをかけるだけでなく、世界中の人々の健康を促進する機能性素材として広めることを目指しています。
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