薬も長く続ければガンの原因になる

ガン予防の条件の中に「同じ食品を長く食べ続けない」というのがあります。怖いのは体の中にガンを引き起こす、悪い物質が「蓄積」することです。

実はこれは薬にも同じことがいえるのです。ずっと同じ薬を飲み続けるのは決していいことではないのです。事実、同じ薬を飲み続けてガンになったというケースもあります。

とえば昔、人工甘味料の原料で、解熱鎮痛剤にも使われていた「フェナセチン」という成分は、長期間服用していると、肝臓ガンや膀胱ガンの引き金になるという報告があります。また、現在、多くの解熱鎮痛剤に含まれている「アセトアミノフェン」という成分も、大量に蓄積されれば、肝臓ガンにつながります。

飲み薬は体の中に入ると直接患部に届くわけではないのです。いったん肝臓に入り、血液によって薬の成分が運ばれて効果を発揮したあと、再び肝臓に戻って分解され、体外へ出るしくみです。

肝臓で処理されるということは、薬は人体にとっては異物に変わりないのです。いわば廃棄物処理場でもある肝臓が、大量に入ってきた薬を懸命に処理するのに疲れ果て、解毒しきれなくなった成分が体内に「蓄積」されるということも十分考えられるということです。

良薬も積もれば危険の山。薬ばかりに頼らず、まずはバランスのよい食生活を心がけることが肝心。

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