「タブレットペン」は、ペン型とボード型の装置を組み合わせて、ボインタを動かす入力機器で、キーボードやマウスを使わずに文字入力やウィンドウズの操作ができる。Vistaでは、パソコン本体にタブレットが付属していない場合も、USB接続の製品を購入すれば利用可能だ。文字入力は、「TabetPC人力パネル」を使用して、鉛筆を使う要領で行うことができる。また、文字を消す、画面を上下にスクロールするなどのよく使う操作は、「フリック」という機能(ペンの動きに合わせて、決められた操作をする)で実行できる。
以前であれば主に、グラフィックの仕事などに使われる機器だったが、最近は一般ユーザー向けの、使いやすく安価な製品が発売されている。なかでもワコムの「BAMBOO FUN 」はコンパクトなA5ワイドサイズで値段も手ごろ。
「ムービーメーカー」で作成した映像を、「ウィンドウズDVDメーカー」を使ってDVD-Rに書き込む。市販の映画DVDのように、DVDプレーヤーや家庭用ゲーム機で再生できるDVDができあがる。プレーヤーに挿入したときに表示されるメニュー画面も、作ることが可能。文字の種類や色、サイズなどを自由に設定できるので、オリジナリティあふれるDVDに仕上げたい。
- 「タスクウィンドウ」を「作業ウインドウ」に切り替え、「DVD」をクリックする。「DVDメーカーが開かれます」という画面が表示される場合は、「OK」ボタンをクリック。
- 「名前を付けてプロジェクトを保存」画面が表示されるので、「ファイル名」欄に名前を入力して、「保存」ボタンをクリック。
- 「DVDメーカー」が起動し、これからDVDに保存するファイルが表示される。編集した映像であることを確認して、「次へ」ボタンをクリック。
- 作成したDVDを再生したとき、最初に表示されるメニュー画面を設定する。画面右の「メニューのスタイル」欄から好きなデザインを選択する。続けて「メニューのカスタマイズ」をクリック。
- メニュー画面のフォント、BGMなどを設定できる。設定が終わったら、「スタイルの変更」ボタンをクリックする。ドライブにDVD-R を挿入し、「書き込み」ボタンをクリックすると、DVDの作成が始まる
- パソコンの性能によっては、数時間かかることもある。作成が終わるまで操作は必要ない。
ムービーメーカー」で編集して作成した映像は、動画ファイルとして保存できる。その際、いくつかのファイル形式を選択することが可能だ。圧縮率の高い形式を選べば、画質は悪くなるものの、メールに添付できるくらいのファイルサイズに収めることも無理ではない。逆に、圧縮率の低い形式を選べば、映像を取り込んだときとほとんど変わらない、きれいな画質で保存することができる。
- 「タスクウィンドウ」を「作業ウインドウ」に切り替え、「発行先」の「このコンピュータ」をクリックする。
- ファイル名」欄で、動画ファイルの名前を入力し、「発行先」欄で、ファイルを保存するフォルダを選択する。設定後、「次へ」ボタンをクリックする。
- ファイルの画質とサイズを設定する。高画質なほうがよければ、「コンピュータの最高の品質で再生」を選択。「圧縮サイズ」では、具体的なファイルのサイズを指定すると、それに合わせて画質が決まる。「追加の設定」を選択して、「▼」ボタンをクリックすると、用途に合わせて画質を選ぶことができる
- 追加の設定」のメニューを開くと、ハイビジョン用からメールに添付するためのものまで、9 パターンの画質を選択できる。括弧内の数字の大きいほうが高画質だ。
- 手順の3で「発行」ボタンをクリックすると、動画ファイルの作成が始まる。パソコンの処理能力にもよるが、長時間の映像や高画質の映像は、かなり時間がかかる場合がある。
- 作成したファイルは、「ウインドウズメディアプレーヤー」などで再生することができる。
映像の編集作業を途中で区切りたい
編集を途中で中断し、またあとで作業をしようという場合は、「ファイル」メニューから「プロジ工クトの保存」をクリックし、「名前を付けてプロジェクトを保存」画面で保存の操作を行う。保存したプロジェクトファイルには、クリップの分割や特殊効果などの編集内容が保存されている。作成した映像そのものが保存されるわけではない。保存したファイルをダブルクリックして開けば、続けて編集が行える。
動画編集は時間がかかるため、間に休憩を入れる場合はこの手順どおりに行えばよい。
「ムービーメーカー」で編集して作成した映像は、動画ファイルとして保存できる。その際、いくつかのファイル形式を選択することが可能だ。圧縮率の高い形式を選べば、画質は悪くなるものの、メールに添付できるくらいのファイルサイズに収めることも無理ではない。逆に、圧縮率の低い形式を選べば、映像を取り込んだときとほとんど変わらない、きれいな画質で保存することができる。
- タスクウインドウ」を「作業ウインドウ」に切り替え、「発行先」の「このコンピュータ」をクリックする。「
- 「ファイル名」欄で、動画ファイルの名前を入力し、「発行先」欄で、ファイルを保存するフォルダを選択する。設定後、「次へ」ボタンをクリックする。
- ファイルの画質とサイズを設定する。高画質なほうがよければ、「コンピュータの最高の品質で再生」を選択しよう。「圧縮サイズ」では、具体的なファイルのサイズを指定すると、それに合わせて画質が決まる。「追加の設定」を選択して、「▼」ボタンをクリックすると、用途に合わせて画質を選ぶことができる(
- 「発行」ボタンをクリックすると、動画ファイルの作成が始まる。パソコンの処理能力にもよるが、長時間の映像や高画質の映像は、かなり時間がかかる場合がある。
- 成したファイルは、「ウィンドウズメディアプレーヤー」などで再生することができる。
映像の編集作業を途中でストップするには?
編集を途中で中断し、またあとで作業をしようという場合は、「ファイル」メニューから「プロジェクトの保存」をクリックし、「名前を付けてプロジェクトを保存」画面で保存の操作を行えばよい。保存したプロジェクトファイルには、クリップの分割や特殊効果などの編集内容が保存されている。作成した映像そのものが保存されるわけではない。保存したファイルをダブルクリックして開けば、続けて編集が行える。
「ムービーメーカー」では、映像にさまざまな特殊効果や画面の切り替え効果をつけられる。手順は簡単で、クリップ上や、クリップとクリップの間に、効果をドラッグ& ドロップすればよい。また、映像の制作で忘れてはいけないタイトルも、映像の四つの位置に設定可能。BGMも好きな音楽を設定できる。パソコンのなかに保存されているMP3形式などの音楽ファイルを、「タイムライン」にドラッグするだけでサウンド効果も付加できる。
特殊効果の追加は、「タスクウィンドウ」を「作業ウィンドウ」に切り替え、「特殊効果」をクリックすると、「コンテンツウインドウ」に特殊効果のアイコンが表示される。その中から追加したいものを、「ストーリーボード」上のクリップにドラッグ& ドロップすると、クリップに特殊効果が追加される。
逆に削除したい場合には、「ストーリーボード」上で、特殊効果が追加されていることを示す「★」マークを右クリックし、メニューから「特殊効果の削除」を選択する。
切り替え効果を追加するには、「作業ウインドウ」の「切り替え効果」をクリックすると、「コンテンツウインドウ」に切り替え効果のアイコンが表示される。その中から追加したいものを、「ストーリーボード」上のクリップとクリップの間にドラッグ& ドロップする。効果の削除は右クリックから行う。
タイトルを追加
- 作業ウィンドウ」の「タイトルおよぴクレジット」をクリックすると、タイトルの位置を選択する画面が表示される。「ムービーメーカー」では、最初のタイトル、再生中のテロップ、最後のクレジットを一括して「タイトル」と呼ぶ。
- 位置を選択すると、タイトルの入力画面が表示される。「タイトルアニメーションを変更する」をクリックすると、タイトルがどのように現れるかを設定できる。初期設定は、徐々に現れて徐々に消える「フェードインとフェードアウト」だ。設定後、「タイトルの追加」ボタンをクリックする。
BGMの追加方法は、「作業ウィンドウ」の「オーディオまたは音楽」をクリックする。「メディア項目の読み込み」画面でBGMに使用したい音楽ファイルを選択し、「読み込み」ボタンをクリックすると、「コンテンツウインドウ」に取り込んだ音楽が表示される。「タイムライン」の「オーディオ/ 音楽」トラックに、音楽のファイルをドラッグ& ドロップすると、映像のBGMとして追加することができる。「オーディオ/ 苦楽」トラックの音楽ファイルも、クリップと同じように、ドラッグで位置の移動やトリミングなどの操作が行える。
「ムービーメーカー」で読み込んだ映像は、「ストーリーボード」機能を利用して、再生順序の変更や、画面効果を加えるなどの編集を行うことができる。映像を編集するには、「ストーリーボード」に映像を追加する必要があり、「ムービーメーカー」では、この追加された映像を「クリップ」と呼ぶ。また、「タイムライン」機能では、それぞれのクリップの分割や短縮など、より詳細な編集が可能。
クリップの追加
「ムービーメーカー」は、クリップ単位で編集を行うのが基本だ。「ストーリーボード」にクリップを追加するには、「コンテンツウインドウ」からクリップをドラッグ& ドロップする。クリップは左端から配置されるため、適当な場所にドロップしても、左から順に配置されていく。
タイムラインについて
「ストーリーボード」から「タイムライン」に切り替えるには、「ストーリーボード」の左上にある「ストーリーボード」の文字をクリックし、表示されるメニューから「タイムライン」をクリックすればよい。「タイムライン」から「ストーリーボード」に切り替えるときは、その逆。
- 「タイムラインの巻き戻し」ボタン/「タイムラインの再生」ボタン
最初のクリップの先頭位置まで、再生インジケータを戻す/ 再生インジケータのある位置から、クリップを再生する。
- rタイムラインの拡大」ボタン/「タイムラインの縮小」ボタン
精密に時間を合わせるときに、その部分だけ表示を拡大したり、長くなった映像の全体像を見渡すために、表示を縮小したりする。
- 再生インジケータ
現在の再生位置を示す。「プレビューモニタ」には、このインジケータの位置の映像が表示される。「タイムライン」の目盛上をクリックすると、左右に動かせる。
- 経過時間
映像の先頭からの時間を刻んだ目盛り。
- ビデオオトラック
クリップが「タイムライン」の時間どおりに配置されるトラック。「コンテンツウィンドウ」からクリップをドラッグ&ドロップして追加することもできる。「+」をクリックすると、「切り替え効果」トラックとクリップ自体の「オーディオ(音声)」トラックなどが表示される。
- オーディオ/音楽トラック
映像のBGM として使用する音楽ファイルが配置されるトラック。
- タイトルオーバーレイトラック
テレビのテロップのように、クリップの上にかぶせて表示されるタイトルのトラック。
クリップの入替
「ストーリーボード」のクリップの順序を入れ替えたいときは、挿入したい位置の直後のクリップの上へ、ドラッグ&ドロップする。クリップだけでなく、切り替え効果とタイトルも、ドラッグ&ドロップで入れ替え可能。
デジタルビデオカメラで録画した映像を編集する場合、まずは、映像をパソコンの中に読み込む必要がある。「ムービーメーカー」では、I EEE1394ケーブル、またはUSBケーブルで、パソコンとビデオカメラを接続して読み込む。接続方法は、ビデオカメラのメーカーや機種によって異なる場合があるので、説明書で確認する。映像の編集は、ハードディスクの容量を大量に使用するので、十分な空き容量を確保しておく。必要であれば、外付けのハードディスクなどを使うことも検討する。
- IEEE1394ケーブルでパソコンとビデオカメラを接続し、ビデオカメラの電源を入れると、「自動再生」画面が表示される。「ビデオの読み込み」をクリック。
- ビデオカメラのビデオテープを読み込んで作られるファイルの名前、保存するフォル久ファイルの形式を設定する。読み込み先がよければ、「Windows Mediaビデオ(単一ファイル)」を選択して、「次へ」ボタンをグクリック。
- ビデオテープの全体を自動で読み込むか、読み込む部分を指定するかを選択する。選んだら「次へ」ボタンをクリックする。
- ビデオカメラのビデオテープの読み込みは1 倍速だ。60分のミニDVテープなら、1 時間以上かかる。
- 読込と同時に、分割された映像の先頭の4秒間を並べ、タイトルと画面の切り替え効果を追加した、いわば「ダイジェスト版」のムーピーが自動的に作成される。なお、このムービーの構成は、接続するビデオカメラの機種などによって異なる。
USBケーブルの場合…
USBケーブルで接続する場合は、デジタルビデオカメラの機種によっては、「自動再生」画面が表示されないことがある。そのような場合は、「ムービーメーカー」を起動し、「作業ウインドウ」の「デジタルビデオカメラから」をクリックすると、「ビデオの読み込み」画面が表示される。あとの手順は同じ。読み込みの終了と同時に、ファイルがクリップに分割され、「ムービーメーカー」に読み込まれる。ただし、ダイジェスト版のムービーは作成されない。
「ウィンドウズフォトギャラリー」は、パソコン内にある画像や動画をまとめて管理できるソフト。「ピクチャ」フォルダや「ビデオ」フォルダに画像や動画を保存すると、自動的に「フォトギャラリー」に登録されるので、面倒な作業は必要ない。「ウィンドウズフォトギャラリー」を使うと、画像を拡大して表示したり、スライドショーで連続表示したりできる。スライドショーをDVDに保存して、プレゼントすることも可能だ。また、画像の見栄えを調整する機能なども利用で可能。
「フォトギャラリー」を利用するには、「スタート」メニューの「すべてのプログラム」から「Windowsフォトギャラリー」をクリックする。
ギヤフリーの画像をダブルクリックすると、画像が拡大表示される。さらに大きく表示したい場合には、画面下の虫眼鏡ボタンをクリックする。左右の三角ボタンをクリックすると、次の写真、前の写真というように移動できる。
ギャラリー内の写真をスライドショーで表示したい場合は、モニターようなアイコンをクリックする。
「インデックス」は、ファイルの保存場所や内容をデータベース化した索引のようなもの。検索した瞬間に結果が表示されるのは、この「インデックス」のおかげだ。ただし、ビスタの標準設定では、インデックスが作成されるフォルダは限られている。Dドライブなど、C ドライブ以外にファイルの保存用フォルダがある人は、そのフォルダのインデックスが作成されるようにしておく。
「スタート」メニューの「コントロールパネル」をクリックし、「システムと絵メンテナンス」をクリック。次の画面で「インデックスオプション」をクリックし、「インデックスオプション」画面が表示されたら「変更」をクリック。
「すべての場所の表示」ボタンをクリックし、「ユーザーアカウント制御」画面で「続行」ボタンをクリックする。「選択された場所の変更」欄にDドライブなどが表示されるので、Dドライブにチェックを入れる。「D」ボタンをクリックすれば、サブフォルダが表示される。特定のサブフォルダだけインチソクスを作成しない場合は、そのチェックを外せばよい。指定が済んだら「OK」ボタンをクリック。
同じ条件で検索を繰り返すことが多い人は、検索の条件を保存しておくとよい。保存した検索条件は、「お気に入りリンク」の「検索」フォルダに登録される。いったん検索条件を登録すれば、次回以降の検索では、「検索」フォルダのなかのアイコンをダブルクリックするだけで、すばやく検索できるようになるので便利。
索結果が表示された画面で、コマンドバーの「検索条件を保存」ボタンをクリックすると、現在の検索条件(検索対象も含む)を「お気に入りリンク」の「検索」フォルダに登録可能。
「名前を付けて保存」が表示されるので「保存」ボタンをクリック。これで検索条件を登録できる。
お気に入りリンク」の「検索」フォルダをクリックすると、登録した検索条件が表示される。アイコンをダブルクリックすれば、検索対象の最新の検索結果を得ることが可能。