女性は特に冷えが要注意!がんを誘発しやすい

日本では今、乳ガンや子宮ガン、卵巣ガンなど、女性特有のガンが急増しています。乳ガンによる死亡者数は年々増えつづけ、2005年には1万人を超えました。
これは30~64歳の女性のガンによる死亡原図のトップ。2005年に子宮ガンで死亡した人は約5600人、卵巣ガンで死亡した人は約9200人に上ります。
なぜ今、日本の女性に乳ガンや子宮ガン、卵巣ガンが増えているのでしょうか。ガンの原図にはさまざまなものがありますが、女性特有の乳ガンや子宮ガン、卵巣ガンは、いずれも女性ホルモンの影響を受けて発病することがわかっています。ただし、子宮の出口付近にできるガン(子宮頸ガン) に限っていえば、ウイルス感染が主原因であり、予防のためのワクチンも問発されています。
女性ホルモンには、丸みを帯びた女性らしい体を作る役割もあります。そのために苦から、女性ホルモンの脂肪量が多い人ほど体つきや乳房が豊かで、乳ガンや子宮ガンなどになりやすいという説があります。
初潮が早い(12歳以下)、閉経が遅い(55歳以上)など、女性ホルモンが多く分泌される期問の長い人も、乳ガンや子宮ガン・卵巣ガンのリスク(危険)が高まります。
初産が30歳以上だった人や、出産・授乳経験のない人も、女性ホルモンとの問係で、女性特有のガンにかかりやすいといわれています。また、食事の欧米化に伴う動物性脂肪のとりすぎ、運動不足、ストレス、喫煙、肥満(特に50歳以上の人)なども、女性特有のガンを招Jく原因とされています。

ほかにも、女性特有のガンを招く原図と思われるものがあります。それは、体の冷えです。健康な大人の体温は、午前川時にわきの下で測った場合、 平均で36.5度Cとされています。体温は1日のうちで変動をくり返し、睡眠中の午前3~5時が最も低く、活動中の午後3~5時が最も高くなります。
その中問に当たる午前10時の体温を目安にすれば、ほぼ正確な体温を知ることができます。もしも午前10時の体温が36.5度以下なら、体が冷えていると考えてください。「手足が冷える」「顔や首すじが冷えて鼻水が出る」「カゼを引きやすい」といった症状があれば、なおさら体の冷えを自覚してほしいものです。

体が冷えていると全身の代謝(体内の化学反応)が悪くなるため、体内に余分な水分や脂肪・糖・老廃物などがたまるようになります。そればかりか、体が冷えることで免疫力(病気から体を守る力)が低下し、ガンをはじめ、さまざまな病気にかかりやすくなるのです。ある研究で、平均体温より1度低下すれば免疫力は30%も出弱まることや、平均温より1度上昇すれば免疫力は一時的に5~6倍も強まることがわかっています。

免疫力の主な担い手は、血液沖の白血球を構成している顆粒球・リンパ球・マクロファージ(大食細胞) といった免疫細胞です。細菌やウイルス(細菌よりも小さな微生物)などの病原菌が体に侵入したり、体内でガン細胞のような異物が発生、したりすると、免疫細胞が活動を始めます。しかし、免疫細胞は、36.5度C前後の体温では十分に働けないため、脳からの指令で発熱が問始され、体温が上昇します。

カゼを引いたときや食中毒を起こしたときなどに熱が出るのは、病原菌に対抗するための防御反応でもあるのです。
免疫細胞が最も活発に働くのは、37~38度Cの体温のときです。ところが、ガン細胞は35度Cという低い体温のときに最も増殖し、39・3度C以上になると死滅する性質を持っています。そのため、体が冷えると免疫力が大幅に低下し、細胞がガン化しやすくなるわけです。
ガン細胞は、体のどこにでもできる性質がありますが、心臓と脾臓、小腸にはまず発生しません。なぜなら、心臓は常に心筋を収縮・弛緩させて激しく活動し、小腸は飲食物を消化・吸収するために絶えず激しく動き、脾臓は赤血球が多いため、それぞれ体温が高い臓器だからです。反対に、ガンにかかりやすいのは、食道、胃、大腸、肺、子宮、卵巣といった臓器。これらの臓器は、中央に大きなすき問のある管状をしていて細胞が少なく、しかも冷たい外気とつながっているため、体温が低いのです。

私たちの体温のうち、約40% 以上の熱を作り出しているのは筋肉です。筋肉の多い人ほど熟を作り出す量が多く、体温は高くなります。それに対して脂肪の多い乳房や腹部などの部位では、血流や熟の代謝も惑いため、どうしても体温が低くなってしまいます
。しかも脂肪には、いったん冷えると温まりにくい性質があります。一般に女性は、男性に比べて筋肉が少なく、脂肪の多い体をしています。中でも、乳房は乳蹴(母乳を作る器官)と脂肪性の組織で構成されており、腹部には子宮や卵巣を守るために厚い皮下脂肪がついています。こうしたことから、女性乳房や子宮・卵巣などは特に冷えやすい部位であり、冷えによってガンを招きやすいと考えられるのです。

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といった効果を発揮し、がんを撃退します。

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