助かる見込みのなかった肝臓がんが乳酸菌の大量摂取でほぼ消えた

もう手の施しようがないといわれた人がたくさん来院します。そうした患者さんに、治療の一助として乳酸菌の粉末食品を飲んでもらったところ、症状が改善した例が数多くあります。
2008 (平成20年)年春に来院されたAさん( 仮名・女性)は、当時60歳。肺ガンで別の病院に入院していましたが、もはや助かる見込みはないといわれ、本人も死を覚悟していました。しかし「何か治療を受けたい」という気持ちで、こちらを訪れたのです。来院されたときは、味覚がなく、食欲も落ちていて心身ともに大変弱った状態でした。

そこで、私はAさんに通常の治療を行いながら、乳酸菌の粉末食品を毎日3回、1回1~2袋ずつ飲んでもらうようにしました。すると、Aさんの状態は目に見えてよくなっていきました。食欲が出て、表情も見違えるほど生き生きとしてきたのです。
半年後、さらに免疫力(病気から体を守る力)を強めるために、私は安藤さんに好きなことをやってみるよう提案しました。
人は楽しい時問を過ごすことで、免疫力が一気にアップするのです。Aさんは旅行に行きたいといい、家族で軽井沢旅行を楽しんできました。食事さえできない状態だったのが、旅行を楽しめるほど元気になったのです。最近撮ったAさんのレントゲン写真では、ガンがほぼ消えていて、炎症の跡が広がっているだけです。

現在は、通院しながら乳酸菌の粉末食品を飲んでもらっていますが、元気に人生を楽しむ毎日が続いています。

また、抗がん剤の副作用が軽減した例もあります。Tさん(仮名・女性)は、直腸ガンを発症し、それが肺と肝臓に転移。手術を4回受けましたが完治せず、2007年6月、来院されました。
当時58歳でした。抗ガン剤治療を行うとともに、新型乳酸菌を毎日3回飲んでもらいました。すると、前の病院のときに比べて抗ガン剤の副作用が驚くほど軽くなり、Tさんは大変喜びました。そして、ガンのほうも徐々に改善し、1年ほどたった2008年7月には、ガンが縮小し、中には消失したものもあることがCT ( コンピューター断層撮影) で確認できたのです。もちろん、乳酸菌の粉末食品が誰のガンにも同じように働くわけではありませんが、治療の一助として試してみる価値は大きいと考えています。

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