セキュリティセンター

Vistaには、パソコンのセキュリティ1を保つために、さまざまな機能が搭載されている。これらのほとんどは、標準で有効になっており、ユーザーが特に設定を変更しなくても、安全にパソコンを使うことができる。セキュリティーの設定や状態は、「ウィンドウズセキュリティンター」によって監視されている。操作ミスなどによって推奨されない状態(セキュリティ機能が無効になるなど)になったとしても、デスクトップの通知領域に警告アイコンやメッセージが表示されるので、すぐに修正することができる。
フィッシング詐欺検出機能
ホームページを悪用して個人情報を盗もうとする、フィッシング詐欺を検出する機能。IEや「ウィンドウズメール」に搭載。
ウィンドウズディフェンダー、ファイヤーウォール
ウイルスやスパイウェアなどの侵入や、これらによる
不正なデータの送受信を防ぐ機能。
アップデート
Vistaの更新プログラムなどをインターネット上からダウンロードして、インストールする機能。自動更新を有効にしておけば、常に最新状態のVistaを使える。
保護者による制限
パソコンの利用を制限する機能。子どもが使うパソコンの起動時間や、閲覧できるホームページを制限できる。
ユーザーアカウント防御
操作ミスやウイルスなどによりVistaのシステム設定が変更されるのを防ぐ機能。システムの設定を変更するときは確認画面が表示され、管理者アカウント以外はパスワード入力が必要になる。
パスワードによる保護
パソコンをパスワードで保護する機能。第三者カが勝手にパソコンを起動したりできないように、ログオン時にパスワードの入力を求める。

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