Vistaのログオン時や、スリープを解除する際に人力するパスワードは、パソコンを勝手に操作されないためのものセキュリティー対策にもなっている。自分専用のパソコンや、他人に使われても問題がないパソコンなら、パスワードはなくてもよい。ただし、自分専用でも、外出先で使うことがあるノートパソコンは、紛失などに備えて、必ずパスワードを作成しておこう。また、LANでアクセス制限をするなら、パスワードが必須になる。
パスワードの削除は、「ユーザーアカウントの変更」画面で、パスワードを作成すると表示される「パスワードの削除」をクリック。次の画面で「現在のパスワード」にパスワードを入力し、「パスワードの削除」ボタンをクリックする。
- 「スタート」メニューの「コントロールパネル」をクリックし、「コントロールパネル」画面で「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」(「ビジネス」工ディションでは「ユーザーアカウント」)をクリックする。次の画面で「Windowsパスワードの変更」をクリックする。
- 「ユーザーアカウントの変更」画面で、「アカウントのパスワードの作成」をクリックする。次の画面で「新しいパスワード」と「新しいパスワードの確認」にパスワードを入力し、「パスワードの作成」ボタンをクリックする。
Vistaのユーザーアカウントには、パソコンを完全に制御できる「管理者」と、使える機能が制限される「標準ユーザー」がある。「標準ユーザー」が、ほかのユーザーアカウントの「ドキュメント」フォルダなどを表示したり、システムの設定を変更するには、「管理者」のパスワードが必要になる。また、「標準ユーザー」では、Vista の一部の機能(「ファイルのバックアップ」の手動実行など)が使えない。自分以外の人が使うアカウントは、「標準ユーザー」で作成する。
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