紅茶や緑茶に含まれる成分が、脳の機能を活発にして、注意力を増強させることが明らかになった。 オランダでの実験。茶に含まれる成分とは、アミノ酸の一種でリラックス作用のあるテアニンと、覚醒作用があるカフェイン。 この両者の組み合わせで相乗効果が得られるようだ。 実験では、男女4人に、「テアニン97mgとカフェイン40mgを加えた飲料」か「何も加えていない飲料(偽飲料)」を500mlを飲んでもらった。 通常、1杯の紅茶には、カフェインが35~61mg、テアニンが4.5~22.5mg含まれており、実験のテアニン量は紅茶4~5杯分にあたる。注意力を測るテストを行った結果、「偽飲料」に比べて、「テアニンとカフェインの飲料」では、飲んでから70分後でも注意力が高いことが示された。さらに参加者自身の覚醒感は、「テアニンとカフェインの飲料」の方が2倍も強く、疲労感は軽減することもわかった。 緑茶には心身の疲れがとれるという感想もあります。
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