ウコンを食べる以外にも活用する「「毒性がなく抗菌作用もあるので着色料や染料として適している」

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春ウコンの根茎を輪切りにしてみますと、その切り口は鮮やかな黄色です。すでに何度も触れてきましたように、これは黄色い色素クルクミンが豊富に含まれているからです。

しかも、春ウコンは生薬のなかでも上薬に位置づけられているように、まったく毒性がありません。このような春ウコンは黄色の着色料として使うのにとても適しています。

例えば、料理で黄色味をつけるときは卵の黄身を使うのがふつうですが、その代わりに春ウコンを使いますと鮮やかな黄色味が出せます。そのうえ春ウコン自体が素晴らしい薬効をもつ生薬でもありますから、色合いで目を楽しませてくれるだけでなく、同時に健康にも役立つ料理ができあがります。

その他にもたくあんの着色料として利用されていることはすでに紹介したとおりです。また、昔から着物を包む布にはウコン染めのものが利用されていたことからもわかるように、春ウコンは布などの黄色の染料としてもおなじみです。

一般に大多数の天然染料の場合は、その色合いを出したり、固定するために媒染剤といわれるものを必要とします。

まずはじめに、水に染料の材料を入れ、温度を上げます。たいていは沸騰させて染料分を抽出させ、その液の中に繊維を浸して染料分を吸収させます。ところが、吸収させたままで終わってしまいますと、色合いが十分に発色しなかったり、色の定着が不十分でしばらくすると色あせてしまいやすいのです。そこで、アルミや鉄、鋼などの金属を化学処理して水に溶かした媒染剤に、染料分を吸収させた布を浸して発色と定着のための作業を施します。うところが、クコンの場合は、ウコンで煎じた液の中に繊維を入れるだけで染まってしまうので、簡単に染めることができます。

試しに、白い布を使ってウコン染めをやってみると、実にきれいな黄色いハンカチができあがります。

琉球王朝の専売品だった生薬「ウコン」 | ウコンの効能・効果
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