ベータ1.3Dグルカン

1960年代、感染性の病気はすでに過去のものだという認識が一般的でした。ペニシリンやそれに続いて発見された抗生物質は万能薬であり、何錠か飲むだけでどんな病気でも治ると思われていたのです。

しかし、いまはそれが誤りであることがわかります。抗生物質は数えきれないほどの生命を救いましたが、我々が思っていたような万能薬ではありません。

第一に、抗生物質はウィルスに対しては効果がありません。第二に、抗生物質の過剰投与により 抗生物質に耐性のあるバクテリア株を誕生させてしまいました。病気とのたたかいで大切なのは、まず病気を予防することであり、健康を維持する最善策は、免疫機能を高めることです。

ベータ1.3Dグルカンは、免疫機能を高めるサプリメントのひとつです。ベータ1.3Dグルカンパン酵母の細胞壁から抽出されており、免疫力を強化する働きがあります。とくにマクロファージと呼ばれる、免疫システムの「パックマン」とされる重要な免疫細胞を活性化します。マクロファージは体内を循環し、ウィルスやバクテリアやがん細胞、そのほかの危険な侵入者をむさぼり食います。また、マクロファージの活性は、病気から私たちを守る免疫システムのほかの成分にも作用します。ベータ1.3Dグルカンは免疫システムを強化し、病気になる前に原因を取り除くのです。

また、ベータ1.3Dグルカンには抗酸化作用もあります。放射線によるフリーラジカルのダメージから守ります。私たちは皆、なんらかの形で放射線を浴びているので、このことは非常に重要です。たとえば、日光は紫外線放射の主な原因ですが、これは皮膚がんの原因となるだけでなく、免疫機能を著しく低下させ、健康上のさまざまな問題を引き起こします。エックス線検査を受けるたびに、私たちはわずかながら放射線を浴びています。

がん治療にも放射線治療が用いられることがありますが、アメリカ陸軍放射線生物学研究所の研究で、ベータ1.3Dグルカンは、放射線によるダメージに対する保護力の強いことがわかっています。ラットに致死量の放射線を照射し、その後二十日間ベータ1、3グルカンを投与しました。通常、これほど大量の放射線を浴びたラットは人間と同様、放射線病にかかって死に至ります。しかし、ベータ1.3Dグルカンを投与したラットの9割が、放射線によるダメージをまったく受けていなかったのです。驚いたことに、ベータ1.3Dグルカンは免疫機能を保護する能力にすぐれ、このためラットが放射線病にかからなかったのです。

現在、代替医学の医師はカンジグ膣炎やエプスタイン・バール・ウィルス(EBV )、ヘルペス、エイズ(HIV)など、慢性的な感染症の患者にべ一夕1 、3 グルカンの摂取をすすめています。ベータ1.3Dグルカンは慢性の病気に用いられるほか、運動選手の間でも利用されるようになりました。

運動には健康を促進する効果もあるのですが、皮肉なことに、激しいトレーニングの肉体的ストレスが、免疫システムを低下させることもあるのです。マラソンランナーが激しいトレーニングを終えたあと、呼吸器感染症になりやすいのはこのためです。老化によって免疫機能が低下している高齢患者にベータ1.3Dグルカンなどの免疫強化サプリメントをすすめる医師もいます。ベータ1.3Dグルカンは免疫機能を向上させるだけでなく、処方薬と同様にコレステロール値や中性脂肪値を下げますが、副作用はありまん。コレステロール値や中性脂肪値が高いと、心臓病や心臓発作の危険性が高くなります。

  • 効能:免疫機能を強化する。放射線によるダメージから守る。血液中の脂肪値を下げる。

免疫力強化にはなびらたけ!ガンも撃退する驚異のパワー