肉を敬遠しすぎると逆に太ってしまう

若い女性で、肉を食べると太ると信じて、肉類を敬遠する人が多いのは一般的です。たしかに健康上、肉類のとりすぎは多くの場合、NGとされることが多いです。日本人が病気を多くかかえるようになったのは食の欧米化(肉食の多食や脂質のとりすぎ)が原因とも言われており、日本人のDNAには合わないと言われています。


ただし、全く肉を食べない!という食習慣もNGだったりします。とくに若い女性にとっては、肉類は絶対必要な食品です。というのは、肉類を避けていると、食物からとらなければならないコレステロールの供給が不十分になるからです。コレステロールは不要なものとして敬遠されるイメージですが、決してそうではなく、一定量のコレステロールは常に摂取が必要です。

コレステロールは、必要な量の3分の2が肝臓で合成され、残りの3分の1は食物から摂取しなければなりません。その場合、コレステロールの大切な供給源となるのが肉類なです。女性の場合、コレステロール不足は、非常に大きな問題になります。というのは、コレステロールは、女性ホルモンの材料として重要なものだからです。

女性ホルモンは自然につくられると考えがちだが、そうではない。その材料としてコレステロールが必要なです。そして、コレステロールが不足すると、女性ホルモンが不足してきて、その結果、生理に異状をきたしたり、貧血の原因にもなります。女性は生理があるために、男性よりも鉄分を2割余分に摂取しないと、貧血になるリスクがあります。

しかし、その際、鉄分なら何でもよいというわけではなく、肉類に含まれている鉄分が有効なのです。その理由は、肉類に含まれているヘム鉄が、ヘモグロビンをつくるために必要な鉄分だからです。また、コレステロールの摂取量が少ないと、赤血球を保護するコレステロールの膜が十分につくれなくなり、その結果、赤血球の寿命が短くなる。それが貧血に結びつくのです。

貧血の女性の食生活を調べてみると、肉を食べると太るという迷信から肉類を敬遠している人が多いです。これは大きな誤解です。もちろん、肉のどのような部位を食べるかによっても違うのですが、普通に肉を食べているなら、そんなに肥満の原因にはならないのです。

肉類を食べて太った人は、脂肪分の多い肉類を食べているはずです。とくに気をつけなければなうないのは、すき焼きに用いられる霜降り肉のような場合で、脂肪分が40% 程度も含まれていて、非常にエネルギーの含有量が高いものです。こういったものは、多く食べると当然、肥満につながります。また、熟年以上の人がスタミナ源として脂肪分の多い肉類を食べると、肥満や心臓疾患などを誘発することも、肉がよくないという印象をうえつけてしまったのでしょう。

しかし、赤身の多いモモ肉やヒレ肉など、脂肪分が少ない部位については、タンパク質の供給源となります。その結果、タンパク質は新陳代謝を促進するから消費エネルギーが大きくなり、かえって肉を控えた場合よりも体重減少には大きく貢献するのです。肉に含まれるカルニチンはダイエット時には必須の栄養素です。

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