「ガン」と一致するもの

腸内悪玉菌が、ガンの原因だった

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

便秘が乳ガンに結びつくという理由ですが、簡単に言うと、欧米型の食事と便秘を長く続けることで、腸内環境が汚染され、腸が健康な状態より汚れてきます。

さらに腸内の腐敗が進むことによって発ガン物質を作り出す、ということなのです。さらに、わかりやすく説明しますと、腸内には大腸菌や善玉菌のビフィズス菌、悪玉菌のウェルシュ菌などをはじめとして、100種類100兆個を超える細菌が棲息しています。

その中の「悪玉菌」が便秘のために増殖することが、大腸ガンや乳ガンに結びつくのです。この悪玉菌ですが、これが腸内で勢力を伸ばしてくると、腸内環境はどんどん腐敗現象が進行して、便は悪臭を放つようになります。

これは、からだが老化して消化機能が衰えた結果です。そして腸内環境の老化が、さらにからだの老化を促進し、放っておくとこの悪循環がずっと続いてしまいます。これは逆に言えば、何らかの方法で腸内環境の老化をくい止めることができれば、からだの老化も防げる、とい㌢ことになります。

事実、長寿村として知られている山梨県桐原村(現在の山梨県上野原市桐原)では、そこで暮らしているお年寄りの腸内細菌は、善玉菌の筆頭であるビフィズス菌が多く、悪玉菌のウェルシュ菌は、まだそれほど増えておらず、腸内環境がひじょうによいという調査結果が出ています。

今まであまり気にしていなかった便秘や腸内環境ですが、これだけ人間の健康状態や長寿と密接に結びついているのです。かたよさらに、ストレスに悩まされ、不規則で偏った食生活を送っている現代人の場合、まったく便秘と無縁に暮らしている人は少ないでしょう。しかし、健康な毎日を過ごしたいと思うのなら、まずほどうやって便秘を解消するかを考えるべきなのです。

分子標的薬とは何か

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

今日アメリカで主にがん治療に使われているのは、『分子標的薬』と呼ばれる薬です。この薬の原理は、免疫学的な反応を利用してがんの表面にある異質な分子これはタンパク分子であることが多いのですが、それを認識して攻撃してし事えば、がん細胞だけをピンポイントでやっつけることができる、というもの。

だから『ミサイル療法』と呼ばれたこともありました。そもそもがんは、一律な、ひとつの病気ではありません。ウィルス感染の中に肝炎のウイルス、風邪のウィルス、インフルエンザのウイルス... といろいろな病気があるように、がんもひとつの病気ではないのです。

結果として同じような形になりますが、がんになるプロセスも違えば、がんになってからのプロセスも違う。がんにも個性があるのです。分子標的薬は、こういったがんの個性を認識します。だからある人に効いても別の人には全く効かない、ということもあるのです。

この分子標的薬が作られる以前の1970年代、日本のがん研究者は2つのグループに分かれていました。

ひとつは、「将来は免疫学的な方法(今でいう分子標的薬)を用いれば、より副作用が少ない治療ができるはず」というグループ。もうひとつは、「がんというのはDNAの異常なのだから、抗がん剤のようにDNAの中に取り込まれ、それでがん細胞を壊してしまうような薬が優先されるのだ」というグループ。

日本の国立がんセンターもこの2 つのグループに分かれています。しかし、がんセンターでイニシアチブを握ったのは、抗がん剤のグループでした。そして、免疫学的なアプローチをする研究者は次々辞めさせられてしまったのです。

センターを追われた人たちは、一部は研究テーマを変ぇ、一部はアメリカに流出し、分子標的薬の研究を始めました。がんセンターの動きは、日本の各大学や学会、病院の動向にもつながります。結果、日本の研究者たちは当時「外国から来たいい薬」 抗がん剤をさらに強化した薬を作る方向へとひた走り、分子標的薬の開発には完全に乗り遅れてしまいます。

一方アメリカの研究者たちは、抗がん剤は毒ガス兵器を元に開発されたという経緯をよく知っており、そんなものを人間に使うのは非人間的な治療だと考えました。そこで製薬会社も抗がん剤にはあまり力を入れず、分子標的薬の開発に努めました。今や、世界の流れは分子標的薬です。慌てて日本の製薬メーカーも分子標的薬の開発を進めていますが、元になる分子がすべて特許で押さえられているため、なかなかうまくいきません。

悪性リンパ腫に使われる『リッキサン』は、100 mgで42800円。大腸がんに使う『マバスチン』は、100 mgで50000 円。肺がんの治療薬『イレッサ』は、日本で1錠6500円。これでも分子標的薬の中では安いほうです。また、最近はイレッサで効かない場合に『ラステット』を併用します。

問題はこれらの分子標的薬は、ずっと飲み続けないとがんが再発するということです。ですからこれからはがんは治ると、透析患者と同じく生きている限り金くい虫になるということです。

これでは日本の医療制度は破たんしてしまいます。こうなると特許切れを待つしかありませんが、どうやらTPP交渉で特許期間延長をアメリカに突きつけられているようです。70年代後半からの日本のがん行政のミスが、こういった事態を招いたといっても過言ではないでしょう。

ガンに効く薬はこちら

温熱刺激で全身の血流と自律神経のバランスが改善

がん患者さんは低体温が悩み

体温が上昇すれば免疫力が上がり治療効果もアップする「煙らん温灸」

寒暖差の激しい春、秋は自律神経が乱れて全身の血沈も滞り冷え・低体温に要注意です。最近は、暑い夏でも冷房冷えで体が思った以上に冷えています。

現代社会では、夏でも冷房の効いた室内で過ごしたり、冬でも冷蔵庫で冷えた飲み物を飲んだりして、快適さや利便さと引き換えに、体に冷えをため込んで低体温を招く生活習慣が一般化しています。

冷えや低体温は、東洋医学では「万病のもと」といわれるほど、健康にとって重要な要素です。最近では、がんや脳卒中、心臓病など、多くの病気の根源に冷えや低体温があるのではないかと注目されています。「三寒四温」「春冷え」という言葉があるように、気温が乱高下する寒暖差の激しい春は、自律神経が乱れて体が冷えやすい季節です。

東洋医学では、春は五臓六腑の1つ「肝」の働きが活発になる季節と考えられています。「肝」はエネルギーや怒りをつかさどる器官で、イライラしたりストレスを感じやすくなったりするのです。

自律神経は、意思とは無関係に臓器や血管の働きを支配してまつしよういる末梢神経で、全身に張りめぐらされています。自律神経には、心身を活動させるための「交感神経」と、心身を休息させるための「副交感神経」の2種類があり、1日の中でシーソーのようにバランスを一取り合っています。交感神経の働きが優位になると、血管が収縮して血流が悪化します。

一方、副交感神経が優位になると、血管が適度に緩み、血流が促進します。寒暖差やストレスにさらされやすい春は、交感神経の働きが優位になる傾向があります。その結果、全身の血流が悪化して、冷えや低体温をはじめ、気分の落ち込み、憂うつ感といった精神的な症状や、肩こり、だるさといった身体的な症状など、さまざまな体調不良が引き起こされるのです。

東洋医学では、「気・血・水」と呼ばれる3つの基本要素が常に体内をめぐり、心と体の健康を保っていると考えられています。「気」は生命エネルギーのことで、元気や気力などの「気」です。「血」は血液のことで、全身を巡って酸素や栄養を運びます。

「水」は血液以外の体液のことで、リンパ液や消化液、涙、汗など、水分の代謝や免疫機能などにかかわっています。生命エネルギーである気の通けいらくり道となるのが「経絡」です。経絡は体内に網の目のように張りめぐらされ、体のすみずみにエネルギーを送り込んでいます。

経絡が分岐したり合流したりする要所にあるのが「特効ツボ(経穴)」です。経絡を通る気の流れが乱れたり内臓が疲れたりすると、関連した特効ツボに痛みやしこりが生じます。

体の表面と内臓は経絡によってつながっており、特効ツボを刺激すると気の流れが整って、体の不調が改善されると考えられているのです。

煙らん温灸は臭いや煙がほとんど出ず家庭で温灸が楽しめる安心・安全な医療機器

気の流れを整える方法のひとつに、お灸や温灸があります。お灸は、特効ツボにもぐさを乗せ、火をつけて温熱刺激を与えることによって経絡を通る気の流れを整える伝統的な民間療法です。

お灸の起源は古く、約三千年前の古代中国で発明されたといわれています。昔から親しまれてきたお灸であとすが、やけどをして痕が残るほど熱いというイメージがありまにおす。また、お灸は臭いや煙も強く、一般家庭で使用するには換気や火の管理が難しいという問題もあります。そこでおすすめするのが、煙らん温灸です。煙らん温灸は、嫌な臭いや煙がほとんど出ず、やけどや火事が起こらないように安全面にも配慮された、家庭で手軽に使える温灸用の医療機器です。

温灸は、心地よい範囲内に温度を調節した灸療法の総称です体の深部にまでポカポカした温熱を届けてじんわりと温めるため、やけどや水ぶくれができず、醜い痕が残る心配もありません。

煙らん温灸の素材には保温効果優れた桐の木が使われ、心地よい温かさが約30分問にわたって持続します。煙らん温灸の温灸剤は、原料であるヨモギを炭化することにょって、嫌な臭いと煙がほとんど出ないように工夫されています。

また、炭特有の遠赤外線効果で、体内への温熱効果の浸透力が増強されています。さらに、煙らん温灸の温灸剤には、体を温める効果のあるシナモンエキスと、血流を改善する効果のある松節エキスという2種類の精油が配合され、温灸効果をよりいっそう高めているのです。

では、煙らん温灸を体のどの部位に使用すればいいのでしょうか。次に、がんの症状やがん患者さんの生活の質(QOL)の改善に高い効果が期待できる代表的な特効ツボです。

耳の特効ツボ
耳に温灸できるのが煙らん温灸の特長の1つで、最もおすすめの部位といえるでしょう。耳を温めると自律神経が安定することがわかっています。実際、耳には、体の各部位と対応する全身の特効ツボがあります。また、耳には多くの毛細血管が集まっているため、温灸することで体がポカポカと温まり、全身の血流も促進します。
神闕(しんけつ)・命門(めいもん)
おへその中央にあるのが神闕です。神闕は、体のエネルギーを増やし、新陳代謝や血流を促進する特効ツボです。腰にある命門は、読んで字のごとく「命の門」という意味で、「温めることで命に火をともす」と考えられています。命門には、体を温めて血流を促進します。
三陰交(さんいんこう)太衝(たいしょう)
足にも冷え症や低体温の改善におすすめの特効ツボがあります。三陰交と太衝です。足首の内側にある三陰交は、肝臓・腎臓・牌臓の経絡が交わっている場所で、温灸することで3つの臓器すべてを活性化することができます。そのほか、血流の促進や冷え症・不妊症の改善に加え、ほてりやのぼせ、めまい、頭痛、動悸など、更年期障害に伴うさまざまな不定愁 訴にも有効と考えられています。
リンパ節・がんの部位
冷え症や低体温に加え、がん患者さんに共通している問題は免疫力の低下です。免疫力を増強させるには、体のリンパ節に煙らん温灸を当ててください。さらに、がんを患っている部位に煙らん温灸を当てることをおすすめしています。1ヶ所につき10分間、1日に1~6回温灸するといいでしょう。ただし、各回の問は2時間以上の時間をあけます。煙らん温灸をする時間はあくまでも目安です。例えば、左右の耳と神開に温灸をしたい場合、それぞれ十分ずつといった具合に調節してもかまいません。また、患部が出血していたり炎症を起こしていたりする場合や、温灸することで痛みが生じたり悪化したりする場合は使用を控えるようにしてください。

最近、「食物繊維は大腸ガンの予防になる」という話をよく耳にしますが、これは非常に疑問です。食物繊維をすすめる本などには「便秘がちだと長時間、発ガン物質が腸の中に留まるため、発ガン物質の濃度が高くなり、また腸壁が刺激されることでガンができやすくなる。

便秘解消こそが大腸ガンの予防。それには食物繊維が必要」というようなことが書かれているようですが、本当に便秘が大腸ガンの原因ならば、便秘の多い女性のほうが男性よりも大腸ガンが多いはずです。

ところが、そのような事実はありません。「便秘がちだと大腸ガンになりやすい」というのは、たしかに「ありそうな話」です。しかし、便秘と大腸ガンの因果関係は医学的には証明されてはいません。

便秘が腸に悪影響を及ぼすのは事実です。また食物繊維が便秘の予防になるのもたしかです。しかし、食物繊維に大腸ガンの予防効果まで期待するのは話の飛躍といえるでしょう。このような「話の飛躍」は他にもあります。SARS が流行したときは、韓国でSARSが発生しなかったことから「キムチはSARSの予防になる」という話が広がりました。

韓国人がキムチをよく食べるのはたしかでしょう。しかし、この「理論」では日本でSARSが発生しなかった理由は説明できません。

香港では、日本でSARS が発生しなかったことから、「日本の清涼飲料水はSARS の予防になる」というような話が出回ったといいますが、ここまで来ると医学ではなく「集団心理学」の領域です。

医学の世界には「偽薬効果」といって、医者が「これはひじょうに効力のある高い薬です。これを飲めば、すぐに病気が治ります」というと、単なるビタミン剤でも本当に病気が治ることがあります。

しかし、これは極めて稀なケースです。健康管理は正しい医学知識からと考えてください。ところで、今でこそ食物繊維は「健康食品」として関心を集めていますが、食物繊維が注目されるようになったのは、ここ20年くらいのことです。それ以前は「栄養吸収の邪魔になる」という理由で、食物繊維は悪玉扱いされていました。「医学常識」はこのように時代によって変わりますので、このへんも注意が必要です。

急増する大腸がんは40代からが要注意

結晶ゲルマでガンが縮小、消失

再発転移しやすい口腔ガンの8割が結晶ゲルマで縮小、消失

肝臓に転移した悪性黒色腫の痛みが和らぎ黄疸も消えて治療効果が向上した

国立ガン研究センターの昨年に発表した報告によると、ガン患者さんの10年生存率は58.2% であることがわかりました。これまでは5年生存率(63.1%) が一般的ガン治療の目安になっていました。今回、10年生存率を算出することで、再発や転移の可能性が、ガンの発生部位によって大きく異なることがわかりました。早期にガンを発見できた場合、すべての部位の10年生存率は86.3% に上ります。ガンの早期発見がいかに大切か、あらためて確かめられたといえるでしょう。

ガンの再発・転移を防ぐうえで、特に有効だと実感しているのが、有機ルマニウムです。ゲルマニウムは植物が堆積・石化した石炭に多く含まれるミネラルの一種。身近な植物では、ニンニクや朝鮮ニンジンに含まれています。

日本では浅井一彦博士が、世界に先駆けて水溶性の有機ゲルマニウムを開発しました。純度が非常に高い多結晶ゲルマニウムという原料から作られています。

それ以来、多くの国立大学や研究機関で試験が行われ、治療の難しいガンに対して効果を発揮することが確認されています。

30年以上にわたって口腔ガンの治療を続けてきました。その経験から実感するのは、口腔ガンは、治療が難しく、再発や転移が起こりやすい病気だということです。悪性黒色腫(メラノーマ)についてはさらにその意識を確固たるものにしてしまいました。治療によって悪性黒色色腫の腫瘍は縮小しても、ガンは肝臓に転移して余命数ヶ月と見られていました。

悪性黒色腫治療の権威といわれる国立ガンセンターにも協力いただき、有機ゲルマニウムとガン治療の併用が有効だとわかりました。早速、抗ガン剤治療と併用して、有機ゲルマニウムが豊富に含まれた結晶ゲルマを飲んでもらいました。

まず、身体に現れていた黄疸が消え、ガンの痛みも和らぎ、体力が回復していきました。抗ガン剤治療の効果が上がったのです。

口腔ガン20人のうち8人に効果があらわれる

早速に、有機ゲルマニウムの有効性を裏づける試験を行いました。試験に協力していただいたのは当時、岩手医科大学附属病院で治療を受けていた33~76歳(平均年齢60.8歳、男性14人、女性6人) の口腔ガンの方です。半年にわたり、抗ガン剤や放射線治療と併用して有機ゲルマニウムを摂取してもらったところ、ガンが完全に消失した例が8人(40%)、縮小した例が9人(45%)、進行が抑えられた例が3人( 15% ) でした。

試験に参加いただいた方、全員に改善効果が見られたのです。

上昇しちたインターフェロンという生理活性物質(ガン細胞を排除する免疫力を高める物質)が増えていることも判明。インターフェロンは、ガン細胞を直接攻撃するNK 細胞の働きを高めます。口腔ガンは再発・転移が起こりやすいガンです。それまでの5年生存率は40% にすぎませんでしたが、今回の試験では60% まで上昇していました。つまり、有機ゲルマニウムを抗ガン剤や放射線などのガン治療と併用すると、進行が緩やかになり、再発や転移も抑えられることが裏づけられたのです。抗ガン剤の副作用が軽減し、治療中の患者さんの生活の質(QO L) を向上させることもわかりました。

結晶ゲルマは、免疫を活発化させるインターフェロンの働きが活発化する(結晶ゲルマのガンへの効果、使用感、口コミ)

フルーツたっぷりジュースの効果と使用感

昨年、健康診断の便潜血検査で、陽性という結果が出ました。主治医からは、内視鏡検査を受けるべきだといわれました。内視鏡検査はツライことがわかっているのでどうしょうか?ずっと悩んでいたのですが、今年の1月、検査を受けました。

このとき用いられたのは、PETとCTの両方の画像を融合する「PET-CT」という最先端の検査法。従来の機器では見つからない微小なガンを発見したり、ポリープなどがガン化しているかどうかをその場で判別したりする能力に優れているといわれます。

「PET-CT」による検査で、直腸に初期の大腸ガンがある疑いが濃厚と診断されました。そこで、内視鏡で調べてもらったら、3つの大腸ポリープがあり、すべて切除したものの、2つはガン化していたそうです。この事実を知って、冷や汗が流れました。主治医によると、大腸ポリープは再発しやすいそうで、予防のために果物や野菜で作った「フルーツたっぷりジュース」、1日600ccを飲むように指導されました。さらに、私は太りぎみだったため、ふだんの食事でカロリーを制限することも求められたのです。

私は帰宅後、フルーツたっぷりジュースを作ってみました基本的には、リンゴとニンジン、少量のホウレンソウをジューサーにかけ、レモンの絞り汁を入れて作ったジュースを、朝昼晩の食前に約250CCずつ飲んでみることにしました。

普段の食事ではできるだけ肉を減らすように注意しました。

リンゴは腸内環境をよくすると聞いたので、フルーツたっぷりジュースには必ず使いました。さらに私は単身赴任中で野菜が不足しがちだったので、ニンジンやホウレンソウも加えました。

大腸ポリープを切除してから7ヶ月以上、フルーツたっぷりジュースを飲んでいますが、私の場合、定期検査で大腸ポリープは全く見つかっていません。ジュースを飲む前に比べて体重2kgほど減り、体調も良好です。

今ではフルーツたっぷりジュースを飲むことが、毎日の習慣となっています。ときどき別の果物を加えてみるなど、自分なりの工夫もしています。

大腸ポリープは、早期発見で治療の大変さがずいぶん変わります。自宅できる大腸ガン検査キットなどを活用して早期発見、早期治療が大切です。

抗がん剤の副作用も消失

私は、50歳を過ぎた頃から下痢と便秘をくり返すようになったため、2年前の7月末に病院で内視鏡検査を受けました。すると、進行した大腸ガンが見つりました。

直腸には、大腸ポリープからできたと思われる、直径60ミリ以上のガン化した腫瘍(異常な細胞の集まり)がありました。子宮に浸潤しており、除去手術は不可能といわれてしまいました。もっと早く検査などを受けていればよかったと後になって後悔しても遅い現実をなかなか直視できませんでした。

すぐに入院して、抗ガン剤による治療がはじまりました。月半ばまでに腫瘍が40ミリまで小さくなるなど、改善が見られたものの、抗ガン剤の副作用は激しく、吐き気や食欲低下が起こって食事がほとんどとれない状態が続きました。体力も落ちて、治療の続行が難しくなってしまいました。

そんなとき、フルーツたっぷりのジュースを飲んで乳がんがずいぶんよくなった話を聞き、私も是非!やりたいと思いました。

とにかく3ヶ月間は抗ガン剤の治療と平行して、しっかり食事療法を続けましょうという指導をいただきました。その柱が、リンゴ2分の1個、ニンジン約5本、レモン1個を材料とした500ccのポリープ退治ジュースを、1日3回、食前に飲むことでした。フルーツたっぷりジュースを作り、毎日3回飲みました。

大腸ポリープを撃退するのはフルーツたっぷりのジュース

ニンジンについては、近所の自然食品店が無農薬・有機栽培のニンジンを安く売ってくれましたが、有機栽培のリンゴやレモンは割高でした。しかし、ガンに負けないためだと思い、安心の無農薬フルーツを揃えました。

フルーツたっぷりジュースを飲みはじめた直後に、少し食欲が出てきたと感じました。そこで、ジュース以外にも果物や野菜、ヨーグルトを積極的にとるようにしたら、吐き気など抗ガン剤の副作用がほとんど出なくなりました。

その後もフルーツたっぷりジュースを飲んだところ、昨年の1月末にはCEA値という腫瘍マーカーが、昨年11月の119から5となり、正常化。直腸をCT で検査したところ、なんとガンはいっさい画像に映らなかったのです。

その1ヶ月後、内視鏡検査を受けたら、やはり腫瘍も大腸ポリープも全く見つかりませんでした。昨年の秋には、ガン化した大腸ポリープが再発したことがありますが、簡単な手術で取り除くことができました。

今は、リンゴ・ニンジン・レモンで作ったフルーツたっぷりジュースを朝と昼に各500CCずつ、夜は葉物野菜で作った生の青汁を500CCずつ飲んでいます。おかげで大腸ポリープもガンも再発していません。これからも飲みつづけるつもりです。

余命宣告された男性の末期の肺ガンが濃縮乳酸菌で縮小して数値も下がり社会復帰まで果たす

3ヶ月程度しか生きられないといわれた肺がん

40代のとき、肺ガンであることを告げられました。ガンは見つかったとき、すでに末期まで進行していました。腫瘍が肺の大動脈の壁面に浸潤していたため手術は不可能で、抗ガン剤や放射線による治療の効果も期待できないといった状況でした。主治医からは「放置すれば余命は3ヶ月です。治療がうまくいっても生存率は30% で、社会復帰できる可能性は10% 以下でしょう大変厳しい告知を受けました。

抗ガン剤治療と放射線治療をすすめられました。そのさい、治療が始まる前から濃縮乳酸菌という高濃縮の乳酸菌食品を飲むように言われました。

濃縮乳酸菌にはエンテロコッカス・フェカリスFK-23菌という乳酸菌が1グラムあたり4兆個含まれているのです。FK-23菌は、数ある乳酸菌の中でも、免疫増強作用が最も優れる菌種。これまでの経験から、抗ガン剤の副作用を和らげることができると言われました。

濃縮乳酸菌を飲みながらガン治療に挑戦している患者さんはたくさんいることを聞きました。そして実際に飲んでみると我々のような末期のがん患者の体力を奪う食欲不振・口内炎・吐きけ・下痢など、抗ガン剤の副作用はほとんど見られませんでした。濃縮乳酸菌が生活の質の低下を防いでくれていたのです。その後も治療は順調に進みました。

治療開始後、肺ガンの勢いを示す腫瘍マーカーの数値も改善しました。入院直後の2月には600もあった数値が、3月には340、4月には50、5月には、7.7、そして六月には基準値の1.8と、順調に下がっていきました。この腫瘍マーカーが低下していくたびに濃縮乳酸菌のパワーのおかげだと感謝の気持ちがどんどん膨らんでいきました。

結局、120日の入院を経て退院することができました。半年後には職場復帰を果たし、趣味のゴルフを再 開 できました。社会復帰の可能性が1割以下といわれた末期の肺ガンを克服したのです。

早期発見が難しい膵臓がんを宣告

膵臓ガンは早期発見が難しいガンの1つだと言われました。見つかった時点で余命を告げられるのはショックが大きいもです。私の主人も、主治医から「1年は難しいだろう」といわれながら、抗ガン剤治療を受けていたのです。吐きけや食欲不振といった抗ガン剤の副作用に悩まされ、ガンの改善は認められていないといった厳しい状況でした。副作用が強くても腫瘍マーカーなどがさがれば救いですがなかなか下がりませんでした。

そんなときに濃縮乳酸菌を治療に併用する話がでました。

濃縮乳酸菌を飲みはじめると主人に食欲が戻ってきたのです。これにはとても驚きました。2週間後のことでした。そして主人は吐き気もほとんどよくなりました。顔色もよくてにこにこしている日も増えました。

抗ガン剤でガンもうまくコントロールできるようになり。現在、転移をはじめ、ガンの痛みや治療の副作用などで苦しむことはなく、上手に膵臓ガンとつきあっています。

ふたり以外にも濃縮乳酸菌で抗ガン剤の服用を抑えたりしている例はたくさんあります。こちらです。

現在のガン治療の基本

現在のガン治療の基本は、手術・抗ガン剤治療・放射線治療の「ガンの3大療法」です。ただし、手術は体への負担が大きく、抗ガン剤治療や放射線治療では多くの場合、副作用を伴っかんぺきてしまいます。いずれも完璧な治療法とはいえません。

手術後の体力低下や抗ガン剤治療による白血球の減少、食欲不振、吐きけ、しびれ、脱毛、下痢、肝臓や腎臓の機能低下、放射線治療後の皮膚症状などの副作用に苦しんでいる方は少なくありません。

しかし、濃縮乳酸菌はガンと向き合うための手助けとなるに違いありません。

魚の油に含まれる「EPA」が大腸がんを防ぐ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

血液がサラサラになって、血栓症を防いでくれる働きもある

背の青い魚であるマイワシ、マグロ、ブリ、サバ、サンマ、ウナギなどに多く含まれるのは、何も「頭の働きを良くする DHA(ドコサヘキサエン酸)」ばかりではない。

魚の油には注目のEPA(イコサペンタエン酸) も多く含まれており、ここへきて、大腸ガンを抑えるという報告が毎年、癌学会で発表されている。

たとえば、関西医科大はラットを使った実験でEPAの有効性を調べた。発ガン物質を投与して大腸ガンになりやすくしたラットを2群に分けた。そして、第1群にはエサに純度91% のEPAを混ぜて与え、第2群にはエサにリノール酸系の油を混ぜて与えた。リノール酸についてはこちら。

結果は、リノール酸系の油を食べた第2群のラットの大腸ガン発生率が69% 。 一方、EPAを与えた第1群のラットでは大腸ガン発生率が3% に抑えられていたのである。 発ガン予防に、EPAが効果的に作用していることがわかる。

発ガン予防だけではない。ガン細胞の増殖が最小限に抑えられ、さらに、ガン細胞の転移も抑制することが、やはりラットの実験でわかったのである。 EPAが発ガン予防、ガンの増殖・転移の抑制に強く働くことはわかったものの、はっきりとしたメカニズムは明らかになっていない。

そして、この作用は大腸ガンのみならず、乳ガンにおいても報告済みと、ガン予防の範囲は広がりをみせている。が、EPAが脚光を浴び始めたのは心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などの血管系の病気に対して。血液がサラサラになって血栓症を防いでくれるからである。

魚やアザラシを主食とするイヌイットの疫学調査を約10年にわたって行った。極寒の地・グリーンランドで魚やアザラシを中心に食し、野菜などの摂取が少ないイヌイットの人々に、予想される血栓症が少ない点を解明するためだった。

研究を続け、「イヌイットに血栓症が少ないのは魚やアザラシを食べているからだ。魚やアザラシに含まれているEPAが血栓症や動脈硬化を防いでいる」と発表し、世界の人々を驚かせた。

EPAの作用は認められ、日本でも医科向け治療薬として認可されている。「EPAの恩恵にあずかるにはマイワシがベスト。 1日2匹がちょうどいい分量で、EPA摂取量1グラムをクリアする。

DHAやEPAの効能をみれば血液さらさらが最初に書かれていることを考えると魚の油は積極的に摂りたい。

肉類を多く摂取すると、がんが増える理由は、調理や加工の過程で生まれる代謝物質に発がん性がある、あるいは肉食が多いと腸内細菌が変化し、それががん発生を増やすなど、いくつかの仮説があります。肉などの加工食品は摂りすぎないことがとても大切です。

発がん物質・ニトロソアミンの効果 ビタミンE

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

ビタミンE によるガンへの効果について紹介します。

骨、軟骨、乳腺、皮膚、大腸などで発ガン抑制効果が確認されている

今日では化学者に最も強く支持されているのが、「ガン予防にはビタミンE」である。もともとビタミンE が注目されたのは心臓病予防に対する威力だった。

それがビタミンCに発ガン性物質・ニトロソアミン抑制効果が発見されるや、研究はビタミンE にも波及した。ニトロソアミンは決して特別な化学物質ではなく、食べ物の中に含まれている「亜硝酸塩」と「アミン類」を食べ合わせることで、いとも簡単に作られてしまう。パン粉やきな粉などに含まれている亜硝酸塩は、ガンを防ぐ野菜にも硝酸塩として多く含まれ、これが呼吸によって亜硝酸塩に変化する。アミン類はたんばく質の成分で、魚介類や医薬品に多く自然と口に入る物質である。亜硝酸塩もアミン類も単独では発ガン性はないが、胃酸という強力な酸性化で発ガン性物質ニートロソアミンになってしまう。
これがガンの引き金になるのだが、ビタミンE は、ニトロソアミンの生成を阻止する働きがあることが、昭和52年にラットを使った実験で報告された。

研究からビタミンEの発ガン抑制は骨、軟骨、乳腺、皮膚、大腸、口腔・咽頭、膀胱などではっきりと確認されている。

さらに、最近は「若返りのビタミン」としてビタミンEは人気だが、これは抗酸化作用があるからで、細胞を若々しく保ち老化を防ぐということは、当然、ガン予防にも結びつく。

米国ではガン予防効果を期待するためにその目標摂取量を「1日30ミリグラム」としている。それに対して日本はわずか「10ミリグラム」。日本人は普段の食生活から平均8ミリグラム程度は摂取できていると思われるので、10ミリグラムはたやすい目標値。

しかし、実際には食生活の欧米化という点も考慮すると、米国の30ミリグラムを目標とすべきである。

特に、タバコを吸う人や、アルコールを飲む人、インスタント食品やスナック菓子、干物や燻製をよく食べるような人、大気汚染が目立つところに住んでいる人などは、体内の酸化が進むので、よりビタミンEを意識して多く摂取する必要がある。

ビタミンEを多く含む食品は、煎茶、ヒマワリ油、アーモンド、抹茶、小麦胚芽、アンコウの肝、松の実、落花生、マヨネーズ、オリーブオイル、かずのこ、ウナギの蒲焼き、ししゃも、焼きのり、サバ、サンマ、ホウレン草などなどなど。

ビタミン剤でとる場合は、総合ビタミン剤がお勧め。ビタミンE のリサイクルにビタミンC が作用するからである。