フルクトオリゴ糖類 FOS

フルクトオリゴ糖類(FOS)は、植物から得られる混合糖類で、日本では450種類以上の製品に広く使用されています。

アメリカでよく使われる精糖と異なり、FOSは非常に体によいのです。現在アメリカで市販されているサプリメントに求められる薬効がほとんどFOSに含まれています。

ネオシュガーやイヌリンとしても知られているFOSは、エルサレムアーティチョークに豊富に含まれており、ほかの果物や野菜にも少量ですが含まれています。

FOSの特徴は、ほかの砂糖類と違って消化液によって分解されない点です。FOSは直接腸まで運ばれ、そこで「善玉」バクテリアによって消化されるのです。善玉バクテリアはこのFOSを食べて成長します。人間の体内には何十億ものバクテリアが存在し、善玉バクテリアと悪玉バクテリアのいずれかに分けられます。

善玉バクテリアは消化を助け、免疫機能を強化し、悪玉バクテリアの成長を抑え、胃腸内の酸を正常に保つことでがんを防ぎます。消化管内には四百種類以上のバクテリアがいますが、善玉バクテリアの代表的なものがビフィズス菌やアシドフィルス菌、乳酸菌などです。

ビタミンBの分解に関係のあるビフィズス菌はとくに重要です。健康を維持するためには、善玉と悪玉バクテリアのバランスを保つことが不可欠です。

残念ながら、通常のアメリカ人の食事法では、善玉バクテリアの成長を助けることはできません。精糖や肉、加工食品などが、「善玉菌」の比重を減らし、悪玉バクテリアの成長を促しています。バランスが悪玉バクテリア側に傾くと、カンジダ症や胃腸の不調をきたし、肝臓や結腸に発がん物質を形成してがんになります。

年齢を重ねるにつれて体内の善玉バクテリアの量は減少し、こうした理由から老年期に病気にかかりやすくなるのです。

高齢者にFOSサプリメントを与えteみたところ、ビフィズス菌が増加したことがわかっています。また、大腸内のpHが低下するので、悪玉バクテリアが住みにくくなります。

日本の研究で、毎日3~6gFOSを摂取することで、3週間以内に排泄物中に存在する、がんの原因となる毒性化合物が40%減少したことがわかっています。もっとも注目すべき点は、FOSが血糖値を正常化することです。精糖を摂りすぎると血糖値に異常が見られ、Ⅱ型糖尿病やインスリン抵抗性などの病気になりますが、FOSが糖尿病患者の血糖値を下げ、コレステロール値も下げることがわかっています。

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