不眠に陥る脳内緊張

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不眠に陥る脳内緊張 に関する情報です。

緊張感が高まると眠れない

ものごとがうまくいっていない隠れた理由の多くは、ズバリ「緊張している」から。

たとえば「老人は眠りが浅い」とはよく耳にする話です。あなたはその説明を、老人の生理現象だ、と聞かされてきませんでした? しかし、隠れた理由は「残りの人生が短いという緊張」が常にあるから。独立してもうまくいかない人が多い。その説明は、プランが甘かったから、見通しが甘かったなどといわれます。

しかし、隠れた理由は「失敗したら再起不能だし人から笑われる。早く軌道に乗せなくては」という緊張が常にあって、思考や行動の一貫性がなくなった結果です。

あなたは周りの様子が気になりませんか? 周りがあなたと同じなら、とりあえず安心できますよね。でももしお互いが緊張していて、鏡のように見合っていたら、それこそ悲劇です。怖いのは、あなたにとって緊張が当たり前になって、緊張に慣れっこになったとき。知らないうちに、あなたに悲劇が起きていないでしょうか?

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いつも緊張感がある

日本のサラリーマンの月曜日の朝。また一週間が始まり、ぎゅうぎゅう詰めのバスや電車に乗り込んで、つり革をつかむ。駅についたら競争するように改札へ向かい、会社に到着。机には先週のやり残しの書類が積んである。同僚との会話もそこそこに、引き締まった顔をつくって、書類が詰まった重いカバンを持って出る。お昼は駅前の定食屋へ。もくもくと食べている人ばかり。食べながらも頭の中の大半は、仕事のこと。午後からも頭を低く下げて業務を処理。何回か携帯に呼び出しがある。

足早に会社に戻ったら、机には得意先からの伝言メモや社内連絡がベタペタ貼ってある。上司に報告しなくてはいけない案件が朝から気になっている。時間がない、どうしようかと思案していると、上司から呼ばれる。上司は平然と「クレームが発生したから明日の新幹線で出張してくれ」という。 仕事が手一杯だと断りたい言葉をぐっと飲み込む。

午後10時30分。もうパソコンをダウンさせて帰らなくては・・・ タクシーに乗らずに帰宅できる時間まで、あと少し。朝来た道を逆にたどって、家についたら深夜0時。お風呂からあわただしく出てきて、缶ビールを1本。夕刊を開く。テレビをつけると経済ニュース。目から耳から、気になる情報が入り脳にストックされる。時計は午前1時近くをまわり、もう寝なきゃ、明日はまだ火曜日だ。思考が続いているときは、神経が休まらず30分は寝つけない。

この人は、一日の緊張を解き、疲れを取る余裕がありません。もしかしてあなたも、こういう生活に慣れっこになっていませんか?

疲労の蓄積

週に何日、時間に追われていない日がありますか? 息抜きするのは何日ですか? 休みの土曜日も付き合いがあったり、家の用事があるのでは? 楽しみにしていた日曜日は、あっという間に終わるのでは? ストレスだらけの一週間、そして、あなたの月曜日がまた始まります。

あなたが緊張しなければ、アイデアも出るし、忙しさを楽しむほうに回れるのに。緊張を解くのは、部屋の掃除と同じです。しばらく掃除しなかったら、ホコリがたまってきますよね。あなたに「脳内緊張疲労」がたまってしまうと、ビジネスもうまくいかないでしょう。

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「緊張」と「疲労」の分解

緊張は「時間」と関係性があります。残された時間が短くなればなるほど、あなたの緊張は大きくなります。たとえば大勢の前でプレゼンテーションをするとき。 2 ~ 3 時間も前から顔がほてったり心臓が早鐘を打ったりします。 60 分を切ればもっと心臓の音が高くなります。残された時間がなくなって、プレゼンテーションの直前に緊張はピークに達します。あなたの緊張は「経験」とも関係性があります。初めて経験することや、将来が見通せない状況に直面すると、緊張します。また緊張は「感情の不安定さ」とも関係性があります。

それから疲労という言葉は、聞かない日がないほど日常的に使われています。肩が凝った、目が疲れた、頭がぼーっとする、などです 。しかし肉体労働と知識労働では、疲労の取り込みかたがぜんぜん違います。肉体労働は、明日の労働、あさっての労働を、今日取り込むことはありません。ですから肉体労働の疲れは、1日分。一方、知識労働は、未来を先取りします。

たとえば、あなたは売上未達が続くと、月末が心配になって胃が痛みます。1日中パソコンに向かう仕事が多くなりましたが、体はほとんど疲れていません。疲れているのはあなたの 脳 です。現代は、肉体を使わなくなったぶん、 脳 を使って働いている社会です。またニュースでは世間の不快な情報が、毎日毎日、脳に蓄積されます。脳に緊張が付加されて、いっそう疲労がたまりやすい時代を生きているのです。

脳内緊張の方程式

「 脳内緊張疲労 = 時間不足感 × 感情不安定感 × 知識労働率 × 経験( 見通し )不足感 」感覚的な方程式です。

計算結果は個人差が出ます。この方程式でもっとも重要なことは、時代性がひそんでいることです。現代は時間不足感がきわめて強い。変化が速くて未来が見えにくい。なので感情の不安定感がきわめて強い。そして、知識労働率がきわめて高い。ですから、知らず知らず脳内緊張疲労度が高くなっているのです。しかも、この 3 点は今後さらに加速されるでしょうから、必然的に脳内緊張疲労度もいっそう高くなっていくと思われます。

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