化学物質過敏症の予防・改善には室内換気の徹底が重要

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それまで特に眠れないことはなく健康的に生活を送っていたのに転勤や転校などをきっかけにねむれなくなってしまった場合は、化学物質過敏症である場合があります。 「家具やカーペット新品にしたら、倦怠感や頭痛などの不調に悩まされるようになった」。そんなことがあれば、こちらも化学物質過敏症かもしれない。 化学物質過敏症の症状はこちら。 5年前の2009年の10月からこの病気の治療に健康保険が適用され、検査や治療が受けやすい環境が整った。 化学物質過敏症は、化学物質への接触が原因で起こる病気。「詳しいメカニズムはわかっていないが、化学物質にさらされることで自律神経系のバランスが崩れ、それがきっかけで中枢神経や免疫系などに影響して発症すると考えられています。 原因となるのは、有機溶剤やホルムアルデヒド、殺虫剤など様々。転居やリフォームがきっかけとなることが多く、家具や日用品に含まれる化学物質や、近所で使われた農薬、職場で使う化学物質なども引き金になります。 症状も、皮膚炎や目の痛み、集中力の低下など多様。これらは、シックハウス症候群に似ています。 しかし、シックハウスでは症状を起こす場所を離れれば症状が改善するが、化学物質過敏症では、原因化学物質以外の多くの化学物質にも反応するようになってしまいます。特ににおいに過敏になり、ほかの人は気にならない程度の化学物質や化粧品のにおいをかぐだけで不調になる人もいます。 治療法は、とにかく生活環境から体が反応してしまう化学物質を減らし、取り除くことです。「そのために一番大切なのは換気。窓を開けたり、換気扇を使うなど、積極的に換気を。これは、同時に発症の予防にもなります。 特に気をつけたいのが寝室の環境です。「睡眠中長時間過ごす場所にもかかわらず、寝室のたんすに虫よけが入っていたり、普段人の出入りが少ないので空気が汚れやすく、本などの印刷物のインクからも化学物質が出るので、寝室への持ちこみを控えたほうがいでしょう。 その際、化学物質をしっかり吸着してくれる活性炭などが入ったタイプを選ぶことが大切です。 自律神経の働きを整えるために、適度な運動や入浴もおすすめです。規則正しい生活をし、3食、バランスの良い食事をすることも大切です。こうした環境改善や生活指導、投薬などにより、1~2年で治るケースがほとんどです。 心配な症状があれば、最初に主な症状を担当する診療科を受診し、ほかの病気の有無を調べ、必要があれば環境医学の専門医療機関を紹介してもらうのがいいでしょう。 特に生活習慣で大切なポイントは、

  1. 窓を開けたり、換気扇を使い、部屋の換気を徹底する
  2. 活性炭フィルターなどによる吸着型の空気清浄機を使う
  3. 規則正しい生活
  4. 入浴やサウナ、適度な運動で発汗を促し自律神経を整える
  5. ビタミンやミネラルが不足しないようにバランスのとれた食事をする
  6. 化学物質の添加の少ない食事を心がける

などになります。