牛の気管軟骨

20年以上前、当時コロンビア老人医療センターで臨床外科学の準教授をしていたジョ
ン・プルーデン氏(現在は医学博士であり、医科学博士でもある) により、ウシの気管軟骨がキズを急速に治癒し、さらに、乳がんの腰痛を縮小したという報告がありました。

自らの発見に驚いたプルーデン博士は、ウシの気管軟骨についての数々の研究を行いました。博士や、博士に続くほかの研究者のおかげで、現在、ウシの気管軟骨には素晴らしい薬効があることがわかっています。

FDAは最近になって、ウシの気管軟骨を治験薬(IND)として認可し、アメリカがん治療センターの研究者に対して、これまで化学療法や放射線療法で効果のなかった患者にウシの気管軟骨を投与することを許可しました。

これまで国内外で行われた研究報告によると、ウシの気管軟骨は多くのがん患者に対して効果をもたらしたということです。ブルーデン博士の研究では、ほかの治療法で効果のなかった患者に対しても、ウシの気管軟骨は効果があったのです。

がん細胞を殺すだけでなく、健康な細胞を犠牲にすることもある化学療法や放射線療法とは違い、ウシの気管軟骨はからだのもつ免疫システムを刺激してがんを予防します。また、化学療法や放射線療法と併用した場合、これらの治療法に伴う危険な副作用が軽減されます。ウシの気管軟骨は関節炎(骨をケガから守る保護役となる軟骨の破壊が原因となる一般的な症状)に効果があります。

現在、六十五歳以上の人の半数以上が、なんらかの関節炎をわずらっており、その多くが、痛みを抑えるために非ステロイド性炎症薬(NSAID)を使用しています。しかし、残念なことにNSAID の効果は長続きせず、効果があっても出血性潰瘍などの危険な副作用があります。

多くの人にとってウシの気管軟骨はNSAIDに代わる安全な治療薬です。ウシの気管軟骨が典型的な関節炎の痛みや炎症を軽減するという数々の報告があります。しかも毒性がなく、厄介な副作用もありません(注日本でも輸入品が販売されるようになりました)。

  • 効能:単独で、あるいは従来の治療法との併用でがんを治療する。関節炎の症状を緩和する。