ブロッコリーの分離・抽出物

「野菜を食べないなら、デザートは抜きです! 」あなたが、野菜を食べなくてもいいのなら、デザートをあきらめられる子どもだったとか、いまでもブロッコリーやほかのアブラナ科野菜を食べる気にはならないのなら、あなたも同類です。

アメリカ人の約25%は、*生まれつきアブラナ科野菜の苦みがきらいです。ある種の味覚に対して異常なほど敏感な人のことを、研究者の間では「超味利き(スーパーティスター)」と呼んでいます。スーパーティスターは、自分で食事の幅を狭めているため、健康状態を最良にするために必要な植物性化学物質を食物から十分に摂取できないのです。

実際、米国立がんセンターの勧告どおりに1日5種類の果物や野菜を食べているのは、アメリカ人のわずか十パーセントにすぎず、スーパーティスターのなかでこの目標に近い人は、ほとんどいないのではないかと思われます。

スーパーティスターには何が欠けているのでしょうか。アブラナ科野菜には危険な発がん物質を非活性化する天然のフリーラジカルスカベンジャーのインドールなど、いくつかの重要な抗がん性の化合物が豊富に含まれています。

インドールは、乳がんの成長を促すエストロゲンの働きを弱めます。このほか、アブラナ科野菜にはスルフォラファンという、からだを刺激して抗がん作用のある酵素を生成する、抗がん性化合物も含まれています。

当然、菜食主義者はあまり野菜を食べない人と比べ、どのがんについても罹患率が低くなっています。野菜嫌いにとって幸いなことに、アブラナ科野菜に含まれる有益な物質はブロッコリーから抽出され、錠剤やカプセルの形で売られています。

野菜には繊維など、サプリメントには含まれていないからだによい物質が含まれています。したがって、サプリメントを摂取さえすれば新鮮な野菜を食べたのと同じ効果があるというわけではありません。しかし、ブロッコリーの分離物からむアブラナ科野菜の薬効の多くは得られるため、この種の野菜を食べない人にとってはありがたい代替物であると思います。