「抗ガン」と一致するもの

濃縮乳酸菌

抗腫瘍剤の特許を持つ濃縮乳酸菌は免疫の要「腸」を劇的に強化する

吐き気がしんどい、倦怠感で動く気力がない、食欲が全くない、などの抗ガン剤の副作用に悩むガン患者は後を絶ちません。

副作用を抑えることができれば、生活のQOLをアップさせることもできます。 がんやがん治療の副作用で免疫力が低下している方々には濃縮乳酸菌が効果大です。

濃縮乳酸菌とは、免疫力増強作用が乳酸菌の中で最も優れているFK-23菌は一包あたり4兆候も含むのです。

乳酸菌は、免疫力の要である腸内の環境を善玉菌が優勢の状態にすることで、治療効果を高めます。濃縮乳酸菌には「腫瘍壊死因子(TNF)というガン細胞を殺す働きのある物質を増やすという研究報告まであります。

TNFを増やす働きは、OK-423という抗ガン剤に匹敵するほどです。抗ガン剤と同じ働きをもつ濃縮乳酸菌は「抗腫瘍剤」としての特許も取得しています。

濃縮乳酸菌によってガンがよくなったり、抗ガン剤の副作用がほとんど改善された「生の声」はこちらです。

麹水

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有効成分がたっぷり溶け出した麹水の抗酸化パワー

世界各国には、さまざまな発酵食品があります。私たちの住む日本は、世界でも有数の「発酵食品大国」といってよいでしょう。日本におけるこうじ菌の最古の記録は、奈良時代の「播磨国風土記」です。ただ、こうした記録が残されるずっと以前から、私たちはこうじ菌を利用してきたに違いありません。

そして今も、私たちはこうじ菌によって作り出される発酵食品である、みそ、しょうゆ、甘酒などを活用しています。肉や魚、野菜などあらゆる食材は、発酵という過程を経て、もとの素材よりおいしくななって栄養価が高まり、優れた保存性を獲得します。

いうまでもなく、こうじを利用した発酵食品を摂取すれば、多くの健康効果が得られます。血圧上昇を抑制する効果、中性脂肪を下げる効果、肌荒れを改善する効果など、発酵食品を摂取しているかたであれば、こうした効能を身をもって実感されていることでしょう。

ただ残念ながら、なぜ、こうじがそうした効果を私たちの体にもたらすのか、その理由については解明されていません。唯一、科学的な根拠が明らかになっているのは、「こうじが消化によい」ということです。

しかし、そのほかの効能については、科学的根拠がはっきりしないのも確かです。これまでの臨床結果では、厳密にいうと「経験的によさそうである」とわかっているだけです。

たまたま、米を蒸して、糀菌を繁殖させて作ります。この過程で、糀の中のポリフェノールの量が増え、それとともに抗酸化力が上がることは、以前の研究でわかっていました。

「活性酸素」については、すでにご存じでしょう。病気や老化の原因物質とされる活性酸素によって、動脈硬化が進行すれば、生活習慣病を引き起こします。そこで、活性酸素を防ぐ「抗酸化力」が重要な役割を果たすのです。糀で作った「こうじ水」を摂取すると、血圧、血糖値、中性脂肪値、コレステロール値などが下がった人がいるということでした。

私は、こうじ水が抗酸化作用を持っていると考え、実際に、抗酸化活性を測ってみました。すると、こうじ水は、もともとの米と比べると、10倍以上の抗酸化活性があることがわかったのです。また、ポリフェノールの量についても、米と比べると、その量が格段に増えていることが判明しました。このことから、「こうじ水は、強力な抗酸化力を持っており、生活習慣病を改善するのによい影響が得られる」という推測を立てることができました。では、糀のどんなポリフェノールが抗酸化力をもたらしているのか、それについては、これからさらに詳しい研究で明らかにしたいと考えています。

抗ガン作用についても期待大

「糀には抗ガン作用がある」とうのは多くの専門家が口にしています。私もその可能性は十分あると考えています。

「焼酎粕」の研究の中で実験をしたのです。ガンを持ったマウスに、焼酎を造った副産物である焼酎粕を食べさせました。すると、腫瘍を抑える効果が確認できたのです。ガンを撃退するNK (ナチュラルキラー)細胞の活性も、焼酎粕を食べさせたマウスのほうが高いことがわかりました。

焼酎は、麹によって作り出される発酵食品の1つですから、この実験結果は、こうじ全般に当てはまると考えられます。こうじによる免疫力向上の効果は、花粉症などのアレルギー疾患の抑制にも役立つでしょう。

このようにこうじには、多くの健康効果があります。今後研究がさらに進展していけば、その効能が、科学的根拠に基づいたものであると証明されると思います。こうじのような伝兢的な発酵食品は、食品として極めて安全で副作用もありません。

しかも、「麹水」は、糀の有効成分を有効に摂取するうえ、特にお勧めです。なぜなら、糀の有効成分は、すべて水溶性なので、麹水の中にたっぷり抽出されているからです。これを飲めば、豊富な有効成分が、腸の中で極めて効率的に吸収されるでしょう。

麹水を実際に飲んだ方の感想5日以上出ない便秘がこうじ水で解消!夫は下痢が治り皮膚のひどいかゆみも大改善

大豆イソフラボン

大豆には、女性ホルモン様の作用をもつ大豆イソフラボン類が含まれており、更年期障害の症状や、閉経後に生じる生活習慣病の予防に効果が期待されている。現代人女性の強い味方として脚光を浴びているポリフェノール。更年期症状の緩和、骨粗鬆症の予防などの目的で使われる。

特に更年期障害に伴う症状の予防と改善。コレステロール値低下作用。骨粗鬆症の予防と改善。抗酸化作用や抗ガン作用。 大豆には、ダイジン、ゲニスチン、グリシチンといったイソフラボン配糖体と、それらのアグリコンであるダイゼイン、ゲニスティン、グリシティンなどのイソフラボンが含まれている。

なお、配糖体とは、糖の一定部分の水酸基(-OH) と糖でない分子(アグリコン) が脱水縮合(H20 が抜けて結合) した構造を有する化合物の総称である。アグリコンとは、配糖体の非糖質部分をさす。大豆イソフラボンは、女性ホルモンの受容体である体内のエストロゲン受容体に結合することで効果を示す。

なお、受容体とは、細胞に存在し、ホルモンなど生理活性物質を認識して、その作用を伝えるタンパク質である。エストロゲン受容体(ER) には、α(E Rα)とβ(ERβの2 つのタイプがあり、イソフラボンは、ERα)よりもERβに対して高い親和性(結合のしやすさ) を示す。大豆イソフラボンには、弱いエストロゲン作用および弱い抗エストロゲン作用の両方があるという。この相反する作用は、ERに対する親和性が、大豆イソフラボンと内在性エストロゲンとで異なっていることによる。一般に、過剰のエストロゲンを原因とする疾患では、イソフラボンがE Rに結合して抑制的に作用するため、症状の改善が期待できる。

逆に、更年期障害や閉経後の骨牌症などエストロゲンの低下による病態では、イソブラボンがERに結合して弱いエストロゲン作用を示すことによって、効果が得られる。これが、サプリメントのイソフラボンが「女性ホルモンが過剰のときにはその働きを抑制し、逆に女性ホルモンが少ないときにはその代わりにホルモンとして働く」と説明されるしくみである。 その他、イソフラボンには、抗酸化作用や抗動脈硬化作用、抗ガン作用、コレステロール低下作用、骨粗軽症予防効果などがある。

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霊芝

霊芝は、サルノコシカケ科に属し、マンネンタケ、門出茸、仙草、吉祥葦などたくさんの別名をもつ。広葉樹の枯木などに生える珍しいキノコであり、中国医学では伝統的に利用されてきた0 これまでに数多くの基礎研究によって、霊芝による抗ガン作用が示されてきた。ただし、臨床試験のデータは十分とはいえない。

効能、効果は、ガンの予防や治療効果。免疫賦活作用。高血圧や糖尿病、高脂血症といった生活習慣病の予防や改善。メラニン合成抑制作用。

有効成分として、β-Dグルカンなどの多糖類や、ガノデリン酸などのトリテルペン類が豊富であり、免疫賦活作用や抗ガン作用を示す。また、ヘミセルロースという食物繊維にも抗ガン作用がある。
もっとも生物活性が高いのは、多糖類とトリテルペン類であるとされる。たとえば、β-Dグルカンは、基礎研究において、免疫担当細胞であるマクロファージを刺激し、TNFα(腫瘍壊死因子α) やIL(インターロイキント10といった物質の産生を促進することが報告されている。また、培養菌糸体から分離されたテルペン顆は、肝ガンを抑制する作用が示されており、これは、ガノデリン酸の働きであると推測されている。その他、エルゴステロールやクマリン類、精油成分など多くの成分が同定されている。霊芝による効果として、血小板凝集を抑制する作用や、高血圧を改善する作用などが示されてきた。

動物実験やヒトのガン細胞を対象にした基礎研究では、霊芝による免疫賦活作用、抗ガン作用、高血圧改善作用、抗ヒスタミン作用などが数多く報告されてきた。
さらに最近では、霊芝の有効成分がどのようなメカニズムで作用を発揮するのかについての基礎研究も盛んに行われており、霊芝による細胞内情報伝達経路についても明らかにされつつある。日本の主要な医学関連学会で報告された研究では、霊芝の抗腫瘍効果、血糖値上昇抑制効果、放射線防御効果、抗酸化活性、慢性感染症に対する効果、メラニン合成阻害作用、マクロファージ活性化作用、血圧上昇抑制作用などが示されてきた。しかし、医学的な評価の対象となる臨床試験は、まだ十分とはいえない。
なお、欧米の医学専門誌に報告された症例として、霊芝を含むキノコ類と大豆イソフラボンのサプリメントによって、前立腺ガンに対する効果を認めたという研究がある。

メラトニン

メラトニンは、脳の松果体から分泌されるホルモンであり、概日リズム(体内時計) 調節に関与している。

一般に、不眠症や時差ぼけなどに利用される。また、メラトニンは抗酸化作用や抗ガン作用、免疫賦清作用をもち、ガンに対しての臨床試験も知られている。なお、米国ではサプリメントとして入手できるが、日本では、まだ認可されていない。

効能、効果は、入眠障害・不眠症の改善。時差ぼけの予防と改善。抗酸化作用・抗ガン作用。放射線防御作用。胃粘膜保護作用。抗ストレス作用。アルツハイマー型痴呆における睡眠、覚醒リズムの改善。

内在性メラトニンの分泌は、夜間~早朝に促進され、昼間に抑制される。サプリメントによる外在性メラトニンの投与は、内在性メラトニンを補足する作用をもつ。メラトニンは、概日リズムを司り、睡眠を促す作用をもつ。

高齢者やうつ病の患者では、メラトニンの基礎分泌量が低下している。
メラトニンは、フリーラジかレを除去する作用をもち、細胞質のカルモジュリンを介して働く。また、Tリンパ球によるインターロイキン4の産生を促進する。基礎研究では、抗ガン作用や免疫賦清作用、放射線防御作用、胃粘膜保護作用、抗ストレス作用が示されている。また、アルツハイマー型痴呆モデルマウスでの有用性も報告されている。

不眠症に対する効果を検証した臨床試験が報告されており、メラトニン睡眠の質、睡眠導入、睡眠時間のいずれも改善する作用をもつことが示唆された。

たとえば、国立精神・神経センターからの症例報告では、睡眠相後退症候群の患者にメラトニン1mgの投与で改善が示された。
また、時差ぼけに対する効果を調べた臨床試験でも、改善効果が示されている。さらに、20 03年に日本医科大学から報告された研究では、メラトニン3 mgの投与によってアルツハイマー型痴呆における睡眠一覚醒リズムの改善を認めた。

抗ガン作用に関して、転移性ガン患者250人を対象に、化学療法単独と、メラトニン20mg併用療法とを比較した臨床試験では、後者のほうが優れた効果をもつことが示されている。その他にも、メラトニンの抗ガン作用を示唆する臨床試験が複数報告されている。

不老長寿ホルモンというとやや過大表現の印象を受けるが、作用を考えるとまんざら大げさな表現でもない。

メシマコブ

メシマコブは、野生の桑の古木に寄生するタバコウロコタケ科のキノコである。生育するにつれて、こぶ状から扇状になり、外見はサルノコシカケに似てくるという。メシマコブという和名は、長崎県女島の桑の木に、こぶ状に生えていたことに由来する。
メシマコブは韓国において盛んに研究されており、数多くの基礎研究によって抗ガン作用が示されてきた。ただし、臨床試験のデータは十分とはいえない。

1968年、国立がんセンターによって行われた研究で、メシマコブが強力な抗ガン作用をもつことが示された。
その研究では、マウスにサルコーマ180というガン細胞を移植し、サルノコシカケ科のキノコの熱水抽出物を投与し5週間後に増殖阻止率が測定された。その結果、メシマコブによるガン増殖阻止率は96 .7% にも達したという。なお、キノコの熱水抽出物とは、いわゆる煎じ汁に相当する。
30年以上前に、日本ではメシマコブの強力な抗ガン作用が知られていたが、野生のメシマコブは少量しか存在せず菌糸体の採取が困難であった。最近になり、韓国の製薬メーカーが培養技術を確立し、抗ガン作用に関するデータも報告され始め、日本でもメシマコブのサプリメントが注目されている。

メシマコブの中で、高い抗ガン作用をもつ2 種類の菌株が見出され、それぞれ「PL2」「PL5」と命名された。PLとは、メシマコブの学名の頭文字に由来する。一連の基礎研究により、メシマコプの抗ガン作用は、
① ガン細胞増殖抑制効果、
② ガン細胞転移抑制作用、
③ 抗ガン剤との併用による相乗効果
④抗ガン剤の副作用軽減効果
などを介して発揮されることが示された。また、メシマコブは自己免疫力を高めることで、ガンの予防においても優れた効果を発揮する。この作用は、NK細胞やマクロファージの活性増強、Tリンパ球やBリンパ球による反応の増強などによる。さらに、メシマコブの作用に関して、細胞内情報伝達メカニズムの解明も進みつつある。日本における研究として、メシマコブによって、
① ヒト前立腺ガン細胞の増殖抑制効果
② メシマコブとチャーガによる抗腫瘍効果と放射線防御効果
③ 実験的マウス敗血症性ショックの緩和効果、
④ マウスにおけるマクロファージとリンパ球の活性化、
⑤ ヒト膵臓ガンに対する抗腫瘍効果
などが報告された。

有効成分のもつ抗ガン作用や抗酸化作用などによって生活習慣病の予防や改善を目的とする場合、短期間では効果が期待できないので、継続して利用する。

マリアアザミ

2000年以上にわたりヨーロッパにおいて、肝臓の病気に対して利用されてきたハーブ。さまざまな原因による肝障害に対して、効果が示されてきた。薬剤など化学物質による肝臓障害の予防に特に効果があり、安全性も高いハーブ。

アルコール性肝障害の予防と改善。肝硬変の改善。急性A型およびB型ウイルス性肝炎・肝障害の改善。慢性B 型およびC型ウイルス性肝炎・肝障害の改善。薬剤性肝障害の予防と改善。胃粘膜損傷抑制作用。

マリアアザミの肝臓保護作用に関与する有効成分として、フラボノリグナン類がある。特に、シリビン、シリジアニン、シリクリステンという成分が重要であり、これらはシリマリンと総称される。別の数種類のフラボノリグナン類も知られている。ただし、作用メカニズムの詳細はまだ明らかにはなっていない。シリマリンの作用として、基礎研究では、肝細胞の保護作用、抗酸化作用、抗ガン作用、胃粘膜損傷抑制作用、抗炎症作用などが報告されている。
また、抗繊維化作用も示されており、これが、動物実験やヒトを対象にした臨床試験において認められた肝硬変の予防・改善作用に関係すると考えられる。

これまでに行われた21の臨床試験では19の研究で有効性が示されている。具体的には、合計2430人の被験者が対象となった研究において、肝硬変、アルコール性肝障害、ウイルス性肝障害、薬剤性肝障害に対する有効性が示された。
たとえば、43人のアルコール性肝障害患者を対象にして、420mgのマリアアザミを1~ 2ヶ月間投与した臨床試験では、GOTやGPTといった肝障害の指標の改善、食欲不振などの自覚症状の改善を認めた。
ウイルス性肝障害としては、急性A 型肝炎、急性B 型肝炎、慢性B 塑肝炎、慢性C 型肝炎についての効果が示されている。たとえば、慢性B 型あるいはC型肝炎患者20人に対して480m g のマリアアザミを1 週間投与した研究では、GOT 、GT 、γ-GTP などの指標が有意に改善したという。また、急性A 型あるいはB 型肝炎の患者57 人に対して21~ 28 日間にわたりマリアアザミを420mg投与したところ、GOT 、GPT 、総ビリルビン値の改善が認められた。さらに、薬剤性肝障害に対する効果も臨床試験で示されている。日本で行われた臨床試験では、肝障害患者を対象にして、マリアアザミを8週間投与したところ、肝機能の有意な改善が認められた。

マイタケ

マイタケ(舞茸) は、サルノコシカケ科に属する食用キノコであり、組織培養によって量産化されている。
近年、マイタケの成分が、ガンや糖尿病、高脂血症といった生活習慣病を予防する効果が示唆され、注目されるようになった。

効能、効果は、ガンの予防や治療効果。免疫賦清作用。糖尿病や高脂血症、高血圧、肥満など生活習慣病の予防や改善。抗菌作用。

有効成分の代表は、多糖類のβ グルカンである。1.3 あるいは1.6-βグルカン(マイクケD画分) の他、α グルカンも存在する。また、ビタミンD2の前駆体であるエルゴステロールや、リン脂質なども含まれている。有効成分には、免疫担当細胞であるマクロファージやNK(ナチュラル・キラー) 細胞、T リンパ球などの機能を高める働きがある。さらに、食後過血糖を改善する成分などもあり、糖尿病への効果も期待されている。動物実験では、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満の改善作用、免疫賦清作用、抗菌作用などが報告されてきた。

動物実験など基礎研究において、マイタケの抗ガン作用が数多く示されてきた。たとえば、1.6 一βグルカンなどマイクケ抽出成分の腫瘍組織に対する効果を検証した研究では、マクロファージ、NK 細胞、キラーT リンパ球が活性化され、腫瘍細胞を攻撃することが示された。このとき、リンフォカインやインターロイキン1 などが放出されることも確認された。
2002年に報告された論文では、マイタケをガン患者に投与したそれまでの研究報告をまとめ、その抗ガン効果が検証されている。
対象となったのは、ステージⅡ~Ⅵのガンと診断された22歳から56歳の患者だ。マイタケ投与の結果、ガン組織の縮小や症状の改善が認められたのは、肝ガン患者の58.3% 、乳ガン患者の68.8% 、肺ガン患者の62.5% であった。一方、白血病や胃ガン、脳腫瘍に対しては10~2 0% 程度の改善率であった。また、マイタケをガンの化学療法と併用した場合、化学療法単独に比べて免疫応答細胞の活性が1.2~1.4倍に高まることも確認された。マイタケの成分が、抗糖尿病効果ももつことが基礎研究で示されている。まず、糖尿病の実験動物にマイタケを投与すると、耐糖能が改善した。別の研究では、マイタケの成分がαグルコシダーゼという酵素を阻害し、食後過血糖を改善することが示されている。また、マイタケによるコレステロール値低下作用も報告された。

プロポリス

プロポリスとは、蜜パテがユーカリやポプラなどの樹木から集めた植物成分に、蜜パテの分泌物が合わさって作られたものである。
プロポリスは強い殺菌作用および抗酸化作用をもっており、蜜パテはプロポリスを巣の壁の隙間に塗ることで、腐敗や微生物の苦から巣の内部を守っている。
ギリシア語でプロポリスの「プロ」は「守る(防御)」、ポリスは「都市(巣のこと)」という意味である。プロポリスは、東欧やブラジルでは古くから切傷や感染症に対して用いられてきた。プロポリスは「天然の抗生物質」と呼ばれることもあるように、抗菌作用や抗ウイルス作用、抗真菌作用が知られている。また、抗ガン作用や肝臓保護作用、抗炎症作用などの働きが認められている。

効能、効果は、抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用。抗酸化作用、抗ガン作用。肝臓保護作用。アポトーシス誘導作用。抗炎症作用。放射線防御作用。胃粘膜保護作用。抗糖尿病作用。

有効成分は、フラボノイド系ファイトケミカルである。ケルセチン、ピノセンプリン、ピノバンクシン、ガランギンなどが存在する。
テルペン類も見出されている。これらの成分が、抗酸化作用や抗炎症作用、抗菌作用など多彩な効果を示す。
プロポリスの効果に関しては、日本でも数多くの基礎研究が行われており、抗腫瘍作用、肝臓保護作用、胃粘膜保護作用、放射線防御作用、抗菌・抗ウイルス作用などが報告されてきた。なお、プロポリスは、原産地によって由来する植物成分が異なる。日本や中国、オーストラリア、ヨーロッパ各地で採取されたものもあるが、
一般に、ブラジル産のプロポリスが優れているとされる。この道いは、賓バチが集めてくる樹脂が、地域によって異なるためである。

抗菌作用については臨床試験による報告がある。抗ガン作用に関しては症例報告が多い。
なお、基礎研究では、抗酸化作用や抗炎症作用、肝臓保護作用、抗菌作用や抗真菌作用など、多くのデータによって有効性が認められている。生活習慣病の予防に関しては、他のサプリメントとの併用による効果も示されている。たとえば、花粉症に対してレモンパームとの併用、糖尿病に対して桑の葉エキスとの併用などである。

ブルーベリー

ブルーベリーの果実から抽出された成分には、眼精疲労の回復や網膜の保護といった効果がある。臨床試験では、糖尿病性網膜症や夜間視力の改善といった作用が報告されてきた。基礎研究では、抗ガン効果も示唆されている。有効成分として、青紫色の色素成分であるアントシアニン類が注目されている。 効能、効果は、眼精疲労の改善。網膜の保護作用。糖尿病性網膜症や高血圧性網膜症の改善。加齢性白内障の予防。仮性近視の改善効果。 ブルーベリーの有効成分は、アントシアニン類、カテキンやプロシアニジンなどのタンニン類、ケルシトリンなどのフラボノイド類、クロロゲン酸などで、いずれもファイトケミカルである。特にアントシアニン類が重要と考えられる。

ブルーベリーのアントシアニンが目の機能を高める | 食材のプロフィール
https://www.hood-memo.info/blueberry/

基礎研究において、血管保護作用、抗浮腫作用、抗酸化作用、抗炎症作用、血小板凝集抑制作用が認められている。ブルーベリーのアントシアニン類が、網膜のロドプシン再合成を促進し、夜間視力を向上させると考えられている。

なお、ブルーベリーサプリメントの中にはV M A 配合と記載している製品がある。VMA というのは、サプリメントに用いられるブルーベリーの学名の頭文字(VM)とアントシアニンの頭文字(A)に由来する略語だ。 ブルーベリーの血管保護作用に関して、25%アントシアニン類として調製されたサプリメントを投与することによって、糖尿病性網膜症や高血圧性網膜症が改善され、ブルーベリーによる網膜保護作用を認めたというデータがいくつかの臨床試験によって示された。

たとえば、14人の糖尿病性網膜症患者にブルーベリーサプリメントを1ヶ月間投与したところ、網膜の状態が改善し、特に副作用は認められなかったという。 加齢性白内障に対する効果も報告されている。たとえば、50人の高齢者を対象にした臨床試験では、ブルーベリー(25% アントシアニンを360mg)とどタミンEサプリメントを4ヶ月投与したところ、白内障の進行が予防できたという。また、学童期の受験生を対象にしてブルーベリーを長期投与した研究では、調節性近視・仮性近視の改善効果が示された。その他、緑内障や網膜色素変性症といった目の病気、動脈硬化性疾患の予防にも効果があると期待されている。

目の負担を軽減してくれる、リフレのブルーベリー&ルティン(ブルーベリー&ルティンの使用感、口コミ)
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