週4回以上食べると子宮がんのリスクが減少「ブロッコリー」

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アフラナ科の野菜全般を毎日食べるようにすると、ガンのリスクは現在の2分の1に

アメリカでは、植物性食品にスポットをあてて、あくまで野菜そのものを摂取してガン予防に結び付けようと『デザイナーフーズ・プログラム』が行われている。
その中で重要な野菜として取り上げられているのが、濃緑黄色野菜のブロッコリー。そのブロッコリーが米国の食卓に日常的に登場するようになったのは、1 9 7 0年前後から。それはどうやらブロッコリーから多くのガン予防を裏付ける研究報告が行われてきたからである。

ブロッコリーが抑制するとされるガンは、子宮頸ガン、肺ガン、結腸ガンなど。まずは最近、低年齢化が進んでいる子宮頸ガン。1983年の共同研究。キャベツなどのアブラナ科の野菜の中でも、とりわけ週4回以上ブロッコリーを食べている女性は、子宮頸ガンにかかる率が低かったのだ。同じような研究を結腸ガンでも行っている(結腸ガンとは、大腸ガンのひとつ。

大腸ガンは、直腸ガンと結腸ガンに分けられている)。ブロッコリーを中心にキャベツや芽キャベツといったアブラナ科の野菜を食べている人は結腸ガンになるリスクがグッと低い。ガンと食事の研究で、月に21回以上食べていると、月に10回以下しか食べていない人と比べて、結腸ガンのリスクは約2 分の1 に抑えられるのである。ワンそして、現在、ガン死のワースト・1 の肺ガン。肺ガンの最大危険因子となると当然、タバコ。そこで愛煙家がタバコをやめてから5年間追跡調査。毎日ブロッコリーを食べている人は週に3回以下の人より肺ガンリスクが約2分の1 に抑えられた。

このようなブロッコリーのガン予防作用はで、ブロッコリーに含まれるサルフォラフエインという物質の作用だという。これが身体をサビさせる活性酸素を解毒する、キノン化合物還元酵素を活性化してくれるからだ。となると、サルフォラフエインがより多く含まれている花蕾(からい) 部分を中心に食べるといいことになる。が、茎の部分には花膏以上にビタミン、ミネラル、食物繊維も多い。ガン予防にサルフォラフェインだけが働いてくれるのではなく、当然、豊富なべ一夕・カロチン、ビタミンC 、E 、カルシウム、鉄、亜鉛、カリウム、マグネシウムなども総合的に作用しているのである。だから、全体を積極的に食べてほしい。サルフォラフエインは熟にも強いので、ゆでても、炒めてもOK。ただし、ビタミンCはゆでると損失していく。それを防ぐには電子レンジで加熱するとよい。

そして、最後に、よりよいブロッコリーの見分け方。花膏が固くしまって中央部分が盛り上がっているものが栄養の面でも味の面でもいい。色合いは濃いものほど栄養は豊富である。とにかく、アブラナ科全般を毎日食べるようにすると、ガンのリスクは今の2分の1以下になりそうである。

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