乳がん、肺がんの70%、肝臓がんの5割が縮小した「まいたけ」

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免疫作用を活性化させ、そのパワーでガンの増殖を抑える

『マイタケ』に人間のガン組織を縮小させる効果のあることが臨床試験で確認され、『日本薬学会』で発表された。
発表を行ったのは神戸薬科大学のグループ。
25~66歳のガン患者約190人に対し、マイタケを投与して効果を調べた。投与したマイタケは、新潟産のマイタケ粉末にビタミンCを混ぜ合わせた錠剤を1日l~3グラム、もしくは、マイタケから抽出した多糖体液体を1回2CCずつ1日1~2回。期間は、3ヶ月から2年間。結果は、乳ガンや肺ガン患者では70% 、肝臓ガンでは50% の患者の腫癌が縮小していることが確認され、抗ガン剤の副作用である食欲不振、嘔吐、下痢などをかなり弱める作用もあった。
が、脳腫瘍や白血病といったガン患者に対しては、あまり効果は見られなかった。このメカニズムは、マイタケのエキスが直接ガン細胞を叩くのではなく、人間の免疫作用を活性化させ、そのパワーでガンの増殖を抑える。

グループは32種類のキノコの中からマイタケを選び出した。「13年ほど前から人工栽培され、常に一定したマイタケが入手できるようになったことのほかに、32種類のキノコを同じ条件下でチェックしたところ、マイタケの抗腫瘍性が最もすぐれていたからです」特にマイタケから見つかったMDフランクション(多糖体ベータグルカン) が強い作用を持っていた。その作用はすでに医薬品になっているマイタケ抽出物などを上回っていたのである。「確かにキノコの抽出物である抗ガン剤のクレスチンやレンチナンよりも強い効果を示しました。しかし、抗ガン剤にはならないでしょう」だが、米国では代替療法として約3000人の患者がマイタケエキスを使っているという。
では、食用のマイタケをガン予防に使うことはできないだろうか?
「できます。その場合、健康な方であれば生のマイタケを30グラム、

これを週に2~3回程度、食べれば、ガン予防効果は得られます」焼いたり、大根おろしとあえたり。もちろん、煮て食べてもOK。「MDフランクションは熱水に溶け出します。だから、マイタケを煮たり、おつゆにしたときは、汁を捨てずに飲みましょう。

こちらにもマイタケでガン細胞が消える効果が紹介されています。

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