熱とせきと頭痛を伴う急性の場合
急性の気管支炎は、熱とせきと頭痛を伴い食欲がないものです。熱を下げるシイタケとレンコンを入れた玄米スープ が良く効きます。
気管に豆腐バスターを貼るのも効果的です。胸が痛むからし湿布を一度だけして、後はイモバスターを貼っておくと良いでしょう。
梅干しの湿布を気管に貼っておくとさらに効果的です。飲みもの玄米茶、番茶、しょうゆ番茶(純正の自然醸造のしょうゆを1~2滴たらし、番茶の熱いのを一合ほど入れて飲む)、梅干し番茶(梅干し一個に熱い番茶をさして種だけ残して飲む)、梅肉エキスも良い。
のどから気管に炎症が浸透する慢性の場合
急性気管支炎は熱が出ますが、肺炎のように高熱は出ません。慢性気管支炎になると熱は出ません。のどから気管のほうに炎症は浸潤していきます。
のどがはれたときイモバスターを巻いておきます。こうすると気管のほうに広がらないでくい止めることができます。うがいくらいですまし、のどにイモバスターを巻くのをおこたると、体質の弱い人は気管のほうに広がっていきます。
せきが止まらないときイモパスターをつくつて胸に貼ると良く効きます。サトイモのない季節ならジャガイモでも良いです。梅干しの果肉をガーゼにのばして包み、胸に貼ります。せきのひどいとき胸と背中の両方に貼ると早くラクになり、せきも止まります。
肺炎や重い気管支炎は、湿布だけでも治るというほどで、湿布は非常に大切ですが、化学薬品やサルファ剤におさえられ、この頃は湿布をする方は少なくなりました。
しかし、これは大きな間違いで、薬でバイ菌をおさえたから熱が下がったのであって、内部の病気はそのまま残っています。これを治すにも、余病を防ぐにも、湿布は切なものですから、ぜひやってください。
コメント