完熟のバナナが生体防御機能をアップさせる「バナナ」

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黒くなったバナナに多く含まれるBRM様物質がガン予防に効果大

ガンが治療の時代から予防の時代へと移っている今日、やはり、日本癌学会でもガン予防のテーマに注目が集まっている。 とりわけ、身近な食材を使って実験する研究者が多くなってきているのは、副作用を心配することが少ないからである。

ナス、みそ、ミカン、牛乳、ニンニク、ウコン、しそ、緑茶などなど。そして、『第粥回日本癌学会』でマスコミの注目をどっと集めたのが、バナナである。バナナなら、忙しい朝の食事代わりに、1本食べられるし、ちょっとお腹がすいた… なんてときにももってこい。そんな手軽さとおいしさで、バナナの研究が注目された。
「バナナのがん抑制効果の研究」を、すでに6年にわたって行っている帝京大学薬学部の山崎正利教授グループが発表した。この年は、バナナの熟度の遠いによって、BRM様物質がどれほど活性化されるかの研究報告だった。

このBRM様物質はバナナに豊富に含まれており、身体を病気から守ってくれる生体防御機能をパワーアップすることが、すでにわかっている。

エチレンガス処理された直後の緑のバナナは、ある程度の活性は認められたが、その後、バナナが熟すに従って予想に反して免疫活性は低→ 。何と、最も美しく、通常食される黄色のバナナでは、活性は最低を示した。つまり、この最も美しい状態でのバナナは、姿に反してガン予防効果は最も低いのである。さらに熟成が増すと、バナナには黒いシュガースポットが出現する。シュガースポットが多くなればなるほど活性は上昇。そして、バナナ全体が黒くなった状態で、免疫活性は最高を記録した。つまり、腐る寸前がもっとも免疫活性が強力なのである。バナナの中のB RM活性は未熟な状態と過熱な状態で強く、熟度に依存することが明らかになったのである。これまでは、ガン予防には1日3本程度といわれたバナナだが、免疫活性が最大の過熱な黒くなったバナナであれば、1日1本で十分ガン予防効果を発揮するという。栄養価の高いバナナは、価格的にどんどん安くなっているありがたい食品。毎日のおやつに、また、朝食にバナナを食べる習慣がおすすめ。