座りっばなしの同じ姿勢を続けたり、重い物をもつなどふだんと異なる姿勢をとることで起こる腰痛や背痛。背中は全身疲労が出やすいところでもあります。
リンパも滞りやすいうえにデリケートな部位なので、温めながら丁寧にアプローチすることが大切です。
おすすめの精油は、マージョラム、ローズマリー、ラベンダーを使います。これらの作用は、筋肉の炎症を抑え、血行を促進するレシピ。患部を温める効果も。筋肉をリラックスさせ、痛みを軽くします。
週末に15分~20分かけて丁寧に行うマッサージ方法です。
- 仙骨に四指をあて、ヒップを左右に開くように、矢印の方向にマッサージ。腰骨までマッサージしたら、前面のソケイ部にリンパを流す。
- ヒップの中央のくぼみに四指をあて、ゆっくり押す。そのとき、左右のくぼみが均等かチェック。どちらかが張っている場合は、張っている方の側をより丁寧に行います。
- 腰骨のあたりに四指をおき、下から上へと皮膚を引っ張る。大きい円を描くイメージで。前かがみか、体を反らすか、やりやすい姿勢で。
- 背骨を中心に、左右に親指をあて、まずはウエストから下部分を左右に開き、それぞれのソケイ部にリンパを流す。次にウエストから上部分を左右に開き、それぞれの腋の下にリンパを流す。筋肉を押しながら背中を左右に開いていくイメージで。四指でもOK 。
痛みが特にひどいときは、行わないほうがいいでしょう。
- ヒップの中央のくぼみに四指をあて、ゆっくり押す。丁寧に温めるイメージで。
- 腰骨のあたりに四指をおき、下から上へと優しくマッサージ。大きめの円を描くイメージで。やりづらいときは、パートナーにしてもらっても。
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