「肌荒れ」を解消する方法

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肌の調子がよくないと感じている人は、まず、自分のからだが、日々、きちんとリセットされているかどうかを確かめてください。スキンケアや化粧でカバーするのではなく、肌そのものを調子よくきれいに整えたいなら、からだの中に余計なものをため込まないのが基本。

普投から循環のいいからだを維持し、吸収したものは毎日きちんと使い切る。余ったぶんはしっかり捨てる。常にプラスマイナスゼロの状態にしておくことが、きれいな肌には必要不可欠です。朝の排尿や排便が快調であるということは、内臓とそれを支えている骨盤の開閉運動がつつがなく行なわれて、前日に摂取した余分な栄養がからだの外に排泄された証拠。そしてこの快調な排泄には、睡眠という要素が関わってくる。深い、充実した睡眠が得られなければ、翌日しっかりと排泄することはできません。

では、深く眠るためにはどうしたらいいのでしょうか。しつこいようですが、からだを疲れさせればいいんです。みんなよく「疲れた、疲れた」って口にします。だけどそれは、実は自分自身のからだが「疲れたかった」から疲れたんです。疲れるのは、「疲れたい」っていうからだの要求です。

ただし、頭が緊張したままでは、いくらからだが疲れていても、目が冴えて全然眠れない、なんてことになるのです。そんな緊張状態の頭をゆるめるには、頭痛のところでも書いたように、腰湯をしながら頭も温めるといいでしょう。

頭蓋骨がこわばっていると、頭から汗が出にくい状態になっています。頭蓋骨をゆるめるためには、手のひらで頭をそっと包んで温める。また、頭の硬くなっている部分を、軽くパカバカと叩くのも効果的。これを毎日続けていると、からだからも頭からも、汗がすんなり出るようになります。

全身が温まれば、すっと深い眠りに落ちるようになります。そして、この深い眠りによって、次の日の排泄が快調になります。結果、肌もピカピカになるんです。さらに、乾燥肌や湿疹などが慢性化している場合は、たいてい「首のしっぼ」が疲れています。「首のしっぼ」は、うなじの付け根にある、コリッと出た骨のこと。この骨は、自律神経系の中枢になっていて、皮膚全体の状態をコントロールしています。ここが緊張して硬くなっていると、皮膚の新陳代謝や再生がスムーズに行なわれなくなるんです。

「首のしっぼ」を触ってみて、強く飛び出しているなと感じたら、お疲れのサイン。この「首のしっぼ」の疲れをとってゆるめるには、腕湯が効果的。洗面台に熟めのお湯をはり、肘から10 センチくらい上までつけて、そのまま2 ~3分。首筋が汗ばんできたら終了です。皮膚感覚が回復し、乾燥した肌に潤いが戻ります。また首や肩の冷えが改善されるので、風邪の予防にも効果があります。

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