「焦りや不安」を解消する方法

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仕事でキャリアを積んでいくうちに、多くの女性が「このままでいいのか」「自分にしかできないことを探さなくては」など、焦りや不安を感じはじめるようです。いろいろなことに手を出してみるけど、結局続かなくてますます落ち込んでしまう。

でも、からだ的にいえば、女性は特に夢中になれるものがなくてもかまわない生き物なんです。たとえばセックスを求める気持ちについて考えてみるとよくわかるけど、女性の性欲は、子宮や骨盤といった腰の部分から発生する。逆に、男性の性欲は、頭から発生しで腰に向かっで下りてくるもの。

これと同じで、男性は何かと頭で考えて行動しがちなのに対して、女性は本来、自分のからだそのものが発している欲求にしたがって動くことができる。実際、これまで仕事を通して、多くの女性のさまざまな悩みを聞いてきた結果、年齢を問わず、「私の人生の目的はこれひとつだけー」ってはっきりといえる女性には会ったことがない。なのに、女の人の多くが、いつも自分が夢中になれるものを探し、「何かに一生懸命になれなきやいけないんじゃないか」と思っている。それは、からだではなく、頭で考えてしまっているからなんです。

そんなことを考えて、もんもんとしているくらいなら、「毎朝の排泄をがんばる」つてことを目的にして、すっきりしたほうがずっと合理的。明確に、立派な目的なんてもたなくても、「便秘が嫌だ」っていうなら、その解消が生活の目的で、夢中になる対象であっていいのです。

女性は生物としてのしくみ上、妊娠・出産という人類の至上命令のようなものが機能として内蔵されています。だから、「夢中」になった結果得られる満足、という意味では、受胎してしまえば、もうそれで最高の満足を得られるのです。つまり極端な話、特別人生に大きな目的をもてないと悩んでいる女性が多いけど、からだ的には子どもをもつことによる充実感は絶大なものがあります。

ただ、たとえば子育てというのは、傍から見ていると完全に無我夢中の状態なのに、本人は本当に夢中なので、「私は今、これに夢中になっています」とか「夢中になれるものが見つかりました」とか、そういうレベルを超えてしまっています。だから本人は、それが自分の人生における夢中になれる対象、つまり目的だとは気づいていないことが多いのです。そこで「私はなんのために生きているんだろう」「何かやらなくちゃいけないんじゃないか」と考え出してしまう。でも、そんな悩みを抱え込む必要はないんです。

とはいっても、突然「じゃあ妊娠します」なんてわけにはいかないので、子宮のメンテナンスをするために、まずは毎月の生理が滞りなく行なわれるというところからスタートする。排卵が正常であることは、女性にとって必須のことなんです。そして、この排卵と生理には、骨盤のスムーズな動きが必要で、その動きは毎朝の排尿や排便にひとつの証拠として現われてくるんです。

骨盤が円滑に動けば自然とホルモンバランスがよくなるし、からだのそうじもよりスムーズにいき、疲れもとれていきます。結果、女性としての魅力が高まり、男も釣り上げられたらパンパンザイじゃない。だから、人と比べて悩んだり、焦ったり、不安になったときは「自分のからだを整える」ということだけ意識すればいいでしょう。

からだをよく動かしてゴミを出し切ると、余計なことは考えなくなります。結局、人間は「性欲」「食欲」「睡眠欲」、この3 つからは逃れられないのです。だから、開き直って、ただそこに邁進すればいいのです。つまりは、自分のからだの欲求にしたがっていればいいということ。これが、恋も仕事もうまくいき、人生を楽しむ秘訣です。

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